港の見える丘で久しぶりのPENTAX

2週間くらいカレンダーを遡ります。
11月初旬の晴れた日、横浜山手の港の見える丘公園ではまだ秋バラが撮れるみたいだよ、という噂を聞きかじったので、出掛けてきました。

持ち出した機材は、ここしばらく出番が無かった一眼レフPENTAX K-3IIIと、HD DA15mm Limited F4, smc FA43mm Limited F1.8, smc FA77mm Limited F1.9の3本のリミテッドレンズです。

公園から眺められる横浜港は本日快晴。

展望広場では国際信号旗が青空にはためいています。旗が表すUとWの2文字信号の意味は「安航を祈る」だそうです。

天気が良いのでついつい空を仰いでしまいがちですが、そうそう、この日の目当ては秋バラでした。

花の色かたちをやわらかく背景のボケから浮き上がらせる、PENTAXリミテッドレンズの独特の味わいです。

自分で一番気に入った作例はこれかなあ。クイーン・オブ・ボケと勝手な称号で呼んでいるFA77mmでの1枚。

いや、この浮遊感のある1枚も捨てがたいか。

さすがに季節としてはほぼ終わりかけている秋バラでしたが、こうして何点かはまずまず自己満足できる写真が撮れて、ご機嫌の週末横浜遠征でした。

久しぶりのPENTAX K-3IIIでの撮り歩きで、敢えて単焦点レンズばかり持ってきたので途中での付け替えは面倒でしたが、それも含めて楽しめました。そして仕上がりの美しさを考えれば面倒なだけの価値はある。

主な感想は3つです。やっぱリミテッドレンズ(特に77mm)の味わいは格別だなあ、ハイパープログラムモードはつくづく使いやすいなあ、でも相変わらずAFはギュンギュン鳴ってうるさい割にピントがピタリとは決まってくれないなあ(笑)。

そんなPENTAXとリミテッドレンズ、私の主戦機材からは一歩退きましたが、これからも折に触れて使ってゆきたいものです。

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