いささかタイミングを逸してしまいましたが、10月末の写真散歩の話を記事にしておきます。
10月末から11月はじめにかけて、千代田区・神保町で恒例の神田古本まつりが開催されました。
特に探している本があるわけではないし、お天気もそれほど良くないし、無駄使いしないためにも今年は行かないでおこうかなとぼんやり思っていたのです。しかし、都心に出かける別の用事を思い立ってしまって、ついでに立ち寄ってしまいました。
イメージ画像(笑)。
よせばよいのに、現地に行ってしまうとついついこういう人混みをかき分けて覗いてしまう。
それでもって、ついこんなのを見つけてしまい、つい買ってしまう。
重いっつーの。(新刊時のほぼ半額ではあるけど)高いっつーの。
と自分に文句を言いつつ、ちょっと表情が緩むわたしです。棚を眺めて「おっ」と手が伸びるこの楽しみは、ネットでは味わえない書店巡りのだいご味ですね。
とはいえ、神保町は「ついでに立ち寄った」だけです。この日は長居をせずに新宿方面へ移動し、本当の目当てのイベント会場を目指します。
こちらです。
いや、物産展もさることながら本当のホントの目当ては、会場のホテルリステル新宿で併設開催されてる奥会津の郷土写真家・星賢孝先生の只見線写真展。昨年もこの場所で同種のイベントがあってご本人にお目にかかれました。今年は在廊されているだろうか・・・
と思いつつ昼下がりに到着したら、在廊どころか先生が大勢の来場者向けに展示写真の解説会で軽妙なトークの真っ最中。
みなさんスマホで撮りまくりだったので会場風景を撮ることは黙認していただいていたようですが、さすがにそのままブログに載せてはいかんだろうな。ここはひとつイメージ画像ということで。
会場で販売されていた写真集(サイン入り)、しっかり購入させていただきました。ありがとうございました。
物産展の方では、つい先日フォトウォークに行ってきたばかりの磐梯町のばんだい振興公社さんが出店されていて「楽しかったですよ」とちょっと話し込んでしまいました。地物の銘柄トマトを使ったピューレ、購入させていただきました。
いやそれにしても福島県は広いですね。会津地方でパッと思いつくだけで、フォトウォークの磐梯町に只見線の奥会津、そのほかにも鶴ヶ城の会津若松、ラーメンの喜多方、避暑地の裏磐梯、そして湖とリステルスキーリゾートのある猪苗代と観光資源的にも名物・物産的にもバラエティに富んでいます。
そのほかに郡山・福島の中通り、いわき・相馬の浜通りがありますから、本格的に物産展をやろうとしたら少なくともリステル新宿が3つくらいは必要そうです。というか福島全域での物産展というのがそもそもちょっと無理筋か・・・。
というわけで、神保町から新宿へ、キャパから星先生をめぐる写真散歩の巻でした。