早稲田界隈散歩

早稲田大学の村上春樹ライブラリーを訪ねた道すがらの写真散歩です。お供の機材はLUMIX S5とLUMIX S20-60mmの軽量フルサイズお散歩キット。

地下鉄の早稲田駅を降りてすぐ、この石碑があります。後ろのやよい軒は個人的には好きですがこの際はちょっと目に障りますので心眼フィルターで消して(笑)ご覧ください。

光線の加減でちょっとわかりにくいですが、ここが文豪・夏目漱石誕生の地だそうです。生家は地元の大名主で豊かな暮らしだったと言いますがどんな風景だったのでしょう。1867年といえばまだ年号が明治に変わる前で、新宿区のこのあたりも今とは全く違う感じだったのでしょうね。

10年くらい前かな、駅からほど近いところに知人が客員教授として研究室を構えていた早大の古い建物があって、半分仕事・半分遊びで訪ねてきたことがありました。古い中学校の校舎みたいな感じだったよなあと思って歩いてたら、なんと現代的なピカピカで押し出しの効くビルに建て替わっていました。

確かめなかったけど、そもそも今でも早大の施設なのだろうか? いずれにしてもなんか、時の流れを感じます。

そのまま早大正門に向けて歩く途中、只ならぬ雰囲気の建物を発見。

後で調べてわかったのですが、この強烈な意匠のビルは、ドラード和世陀(わせだ)という名の賃貸マンション(!)だそうで、1階は会員制のギャラリーになっています。その道では著名な建築家、梵寿綱さんのデザインだそうで、なんとも形容不能。

その向かいにはいたって普通の(笑)弁当屋さんがあって、昼時は学生客に人気がある様子でした。

なぜかホッとするわたし。

早大キャンパスの写真は、ありふれていて紹介しても仕方がないのかな。でもせっかくウン十年ぶりに来たので、ちょっとだけ載せておきましょうか。


早稲田キャンパスは比較的ゆったりとスペースがとられていて、快適に過ごせそうですね。すれ違う学生さんたちは賢そうでスマートで、昔のバンカラ早大のイメージとは随分違ってさすがに現代の若者らしく洗練されてます。

さて、村上春樹ライブラリー(前回記事)も見たし早稲田キャンパスと周辺の雰囲気も味わえました。

帰りはすぐに地下鉄に乗ってしまわずに、少し寄り道しながら歩きましょう。と、早稲田通りを歩きだすと、まず見えてくる赤い鳥居が気になります。

これは・・・知る人ぞ知る穴八幡宮ですね。

この続きはまた長くなるので次回、ということにしましょう。

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