四国・松山城

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少し前、まだ残暑厳しかった頃ですが、四国は愛媛・松山でお城を散歩した時の写真です。

松山城は現存十二天守のうちの一城で、現在の天守は1852年に建造されているそうです。この年は黒船来航の前年すなわち幕末期で、ほどなく明治の世になったわけで、それ以来日本に新しいお城は建ってません。つまり、松山城は「最新・最後の日本式城郭建築物」ということになるのだそうです。

こちらがその最新・最後の天守閣

松山市街のあちこちから山の上のお城は良く見えるのですが、鉄道・バス路線は無く、タクシー含む一般車両も城山の上には乗り入れができません。登城するには、市街中心部「大街道」近くのロープウェイまたはリフトを利用するか、さもなくばいくつかある登り口から自分の足で上るかする必要があります。

段取りの悪い私は、チェックインしたホテルのフロントで初めてこの事情を知り、かつ天守の入場終了時刻とロープウェイの終発時刻が迫ってます、と聞かされて、残暑厳しい街中へロケットスタート!

ダッシュで急ぐ途中でも写真を撮ることは忘れません。教えてもらったロープウェイ駅のあたりはこんな感じで、なかなか味わいのある通りです。

なんとか終発には余裕のある時刻に間に合ったものの、10分おきのロープウェイを待つのがもどかしく、並行して運転するリフトへ。これが大失敗。直射日光浴びて、あ、暑い!

まったく、いい歳して何をやっているんだか。
と、自分にツッコミを入れつつ、大汗かいて松山城天守を目指します。

しかしまあ、ダッシュしたお陰で時間的な余裕が少しできたので、美しい石垣や城郭・城門を愛でる、気持ちのゆとりが出てきました。

陽射しは厳しいですが、山の上のせいか、日陰では一息つける良い風が吹いてます。

長くなったので、残りは次回、後編に続きます。

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