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花咲く春に、マクロレンズが欲しい私です。
マクロといえば SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) 通称タムQですよ。私の気持ちは今この子にぐぐっと傾いているんです。お値段以上、マクロ!(「あの」メロディーで脳内再生お願いします)の魅力です。
ところで、マクロ撮影はAFではピント合わせが厳しい上ので、マニュアルフォーカスが必修課題です。もし本当にタムQがうちに来るなら、AF/MF切り替えが面倒な子だから、たぶんMF主体で使うことになるだろうし。
というわけで、最近MFの練習を張り切りだしたわけです。
しかし、こっからが本題。
気持ちに身体がついてこないというか、視力が弱ってる上に生来の不器用なので、撮っても撮っても、なかなかピントが来てくれません。よく言われる「ピントの山」がさっぱりわからないんですよ。弱った。
愛機 PENTAXK-70をライブビューにしてフォーカスアシストを使えば合わせ易いのは試してみて判ってるんです。ただ私、ライブビューがあまり好きではなくて、できるだけファインダー覗いてシャッター切りたいんです(凄いわがまま)。で、ファインダーを一生懸命覗いてフォーカスリング回すんですが、
おや? これでピント来てる? うーん、あれ? みたいな。
とっても手ごたえが無い感じ。
ファインダー下部の合焦マークが来たらレリーズ、ってすればそこそこには合うんですが、それだと最初からAF使うのと変わらないわけで、AFでいまひとつ合わないところのピントをMFで「追い込む」って感じとは程遠い。
ただ、視力がそれほど良くないので、合焦マークの力を借りないとしんどいことも事実。合焦外のところからリングを廻し点灯、さらに行って消灯、ちょっと戻って再点灯、という合わせ方をしていますが、肝心のファインダー画像が「良しこれで合った!」という確信がなかなか持てません。これでOKかな、と思った瞬間に頼みの合焦マークが消えたりして。
ファインダーの視度調整から始めて、きちんと手順を踏んで合わせていrつもりなんだけどなあ。
こういうのを、文字通り「合点が行かない」っていうんですね、きっと。
暗いズームレンズだと「ピントの山」はいっそう掴みづらく、F1.8やF2.4の明るい単焦点レンズを付けるとやっと、少しは見えやすくなります。ただ明るいレンズで絞りを開けるとピント面も薄いので、合わせるのが難しいことには変わりありません。
溺れる者が藁をも掴む思いで、ネットでMFの上達法を捜し歩いたりもしましたが、古いフィルム時代の掲示板のログで同じようなことを尋ねた人に
「まずテーマを決めてMFで1000枚撮ってから来い。話はそれからだ」
みたいな上級者の方の厳しいご指導があったのを見たりして、すっかり震え上がってしまいました。MF上達の道は険しい。
フィルム時代と比べれば枚数の重みは多少は変わったけど、それでも「まず1000枚」か・・・参ったなあ。
今回はなんかグダグダのメゲメゲです、ごめんなさい。