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世事に対して鈍感というか、周回遅れになっているんでしょうね、わたし。
これまで全然気が付きませんでした。
今年は「ふるさと納税」を全然申し込んでないな、年末までに何かやっておこうかな、と思いついて、毎年夏に訪れている第二の故郷とも言うべき、会津地方の市町村のふるさと納税品目を検索して何気なく眺めていると、目に飛び込んできたのはこういう情報。
ん？
なんだこれ？
お米とかフルーツとか地酒とか、そういうものをイメージしていたところに飛び込んできた、異質な、しかし見慣れたこの写真。
そうなんです。福島県磐梯町にはシグマの事業所があって、シグマ製品がいくつか同町あての「ふるさと納税」の返礼品にリストアップされているのです。
※よもやよもや、と思いますが、「ふるさと納税」って何？という人がもしいらっしゃるなら、たとえばこちらなどご一読ください。
レンズだけでなくカメラも、fp や dp Quattro がラインアップされてました。納税（寄付）金額に応じて返礼品として用意されているものなので、ハードル金額はそれなりにお高い（例えばfp+45mmF2.8のセットで750千円）のですが、シグマのギアを入手したい方で、磐梯町に寄付の意思がありかつこの金額が節税目的に叶うならば、悪くない選択かもしれません。
ふむ、fpには一瞬惹かれましたが、高額納税者には程遠い私にとっては節税どころか寄付金破綻は必至で、合理的な選択とは言えません。
とはいえ、この件は少し興味をひかれたのでさらに調べてみると、磐梯町のシグマだけでなく、
大分県国東市 キヤノン
長野県中野市 コシナ
埼玉県さいたま市 タムロン
埼玉県日高市 ケンコー・トキナー
神奈川県厚木市 リコー
など、各地で錚々たる顔ぶれが、ふるさと納税返礼品に名を連ねていることがわかりました。
CAPA の過去記事でもふるさと納税について取り上げられていたりしたのですね。
今回のところ私はカメラと関係ない某市の別の品物を指定してわずかばかり納税（寄付）をさせていただきましたが、ケンコーのフィルター狙いくらいなら脈ありかも・・・などと早くも考え始めております（笑）。
