城南五山 縦走w(2)

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目黒駅わきの花房山(今の品川区上大崎三丁目あたり)から、丘を下って上って、池田山(同じく品川区東五反田あたり)にやってきました。付近は都内有数の高級住宅街で、かつて上皇后陛下の実家・正田家の邸宅があったことでも知られています。

もとは岡山藩主池田公の下屋敷があったことからこの呼び名がついたらしいですが、ずばりその下屋敷の庭が、今は池田山公園という花と紅葉の名所になって都民に公開されています。

訪れた日は、ちょうど紅葉が現在進行形。全山燃えるように朱に染まり・・・というわけではなかったですが、この赤と緑がせめぎあうライブな感じ、私は好きです。
SIGMA10-20mm F3.5 EX DC HSM

SIGMA10-20mm F3.5 EX DC HSM

FA77mm F1.8 Limited

FA77mm F1.8 Limited

FA77mm F1.8 Limited

あ、失礼しました。
わたし、園内で紅葉撮りにドはまりして、ブログの進行を忘れておりました。

モミジにこだわらなくても、好天の下で秋の色の木立を撮るのは実に気持ちが良いものです。
SIGMA10-20mm F3.5 EX DC HSM

FA43mm F1.9 Limited

丘陵地に造られた池田山公園は、コンパクトですがけっこうな高低差があって、園内下層では鬱蒼と茂る水辺の景色も楽しめます。
FA43mm F1.9 Limited

うーん、さすがに↑の構図だと、「真っ赤に燃える」感じのモミジが欲しいところでしたね(苦笑)。

紅葉写真ではないですが、池の畔で今回記事の掲載写真の中で私が一番気に入っている1枚が撮れました。
FA43mm F1.9 Limited

露出を試行錯誤した上で最も心地よく感じる光と影のバランスと被写界深度を見つけて、超自己満足ですが久しぶりに納得のいく1枚の写真ができました。

今回はFA43mm F1.9 Limitedでしっかり撮れた写真が多く、ボケ・クイーンことFA77mmF1.8 Limitedとあわせて、私もようやくこれらのレジェンドレンズたちの手ごたえを感じることができました。
それに比べて超広角SIGMA10-20mmはまだ全然使えてませんね。最短撮影距離24cmで「意外に寄れない」という制約条件がまだ体得できてなくて、パースを強調しようと無理に寄ってはピントを外し、あわてて少し退いてつまらない構図の絵を量産するという愚行を繰り返しています。

さて、ハマって撮りまくっていたので、今回は園内写真ばかりになってしまいましたね。
この続きは次回。

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