磐梯山六景

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予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず

と、松尾芭蕉は「奥の細道」の序章に記しています。
俳聖でなくとも、このご時世、旅への憧れはいや増すばかり。私は俳句は嗜みませんが、旅して豊かな自然の中で写真を撮ることに勝る愉しみはなかなかありません。

というわけでわたしも漂白の思ひやまず、マスク手洗い三密回避と呪文を唱えながら、白河の関を超えて会津・磐梯山にひっそりとGOTOしてきたというわけです。有難いことに、PENTAX KPで久しぶりにたくさんの写真を撮ることができました。

今回は磐梯山六景。

裏磐梯の朝。DA20-40mm Limited

蕎麦の花咲く畑越しの磐梯山。この写真だけいわゆる表磐梯。DA15mm Limited

五色沼散策路、るり沼展望台から望む磐梯山。DA20-40mm Limited

明治年間の噴火で山体が吹き飛んだ、磐梯山北麓の荒々しい山肌。DA55-300mm PLM

初秋の弥六沼に映る磐梯山。一番上の写真の池の端から撮っています。水平が怪しいが写真に勢いが出たので結果オーライ(苦笑)。DA15mm Limited

穂を出し始めたススキ越しに磐梯山を望む。FA43mm Limited

秋雨前線の動きが気になる頃、お天気に気をもみましたが、雲は多いものの決定的に崩れることもなく、愉しく行楽して写真を撮ることができました。

磐梯山北側の高原地帯、いわゆる裏磐梯に滞在しました。これまでたびたび訪れているこのエリアですが、何度来ても飽きるということがありません。今回からしばらくの間、会津・裏磐梯写真のエントリーを掲載いたします。

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