旧サイトから転載した記事なので内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
***
梅は咲いたか、桜はまだかいな。
いや桜はいくらなんでもまだですけど、梅香る季節です。
東京に大雪が降って数日経った頃だったでしょうか、庭園散歩に連れ出してもらった時に少し撮ってきました。
控え目にちらほら咲くという風情が、桜とはまた違う梅の魅力ではないかと思うようになったこの頃です。
まだ雪があちこちに融け残ってました。地面の雪は薄汚れて無残になりがちですが屋根の上はそれなりに趣きが。
前ボケになった枝が光って、派手なゴーストみたいですね。いやほんとにゴーストなのか・・・まあいいや、これもオモムキということで(笑)。
清楚な白梅も良し。
可憐な紅梅もまた良し。
白と紅だけでなく、黄色の蝋梅もこれまた良し。
いや、早春の梅を堪能させていただきました。
標準レンズの画角で梅を撮ると背景に枝が重なってうるさくなりやすい、ということを先日学んだので、今回は望遠レンズで花を大きめに撮って思い切り後ボケを作る、というやり方に徹してみました。
これはこれでアリだな、と少しわかった気がします。ただ、似たような絵が並んでしまいがちなので、構図の引き出しをどう増やすかが、早くも次なる課題ですねえ。日々これ鍛錬なるかな。
ところで、梅を撮っていたら、梅じゃないものが画面に飛び込んできた、という話を、次回。