会津・裏磐梯 高原散歩(1)

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毎年のように訪れる夏の裏磐梯の中でも、私がもっとも気に入っているのが、静かな曽原湖周辺の風景です。

頑張って夜明け時刻に早起きして、PENTAX KPを手に湖畔を散歩してみました。

風が弱い時、この小さな湖の水面は鏡のように滑らかになります。釣り人たちのボートもまだ出動前のようで、湖畔の木立や夜明けの空の写りこみを存分に楽しむことができました。

雲がかなり出ていますが、それもまた空の表情のひとつ。

望遠レンズで引き寄せると、消え残っている朝もやを、わずかですが捉えることができました。

今年は水温が高いせいか、湖面にかなりの量の藻が茂ってしまったらしいです。釣り船や手漕ぎボートを出す民宿の人たちの会話を小耳に挟んだところでは、けっこう手を焼いていらっしゃるようです。
というように、明るい時に見ると実は「鏡のよう」とはちょっと違う感じの今年の曽原湖ですが、幸いこの時間帯では、静寂の中でひたすら美しく滑らかに見えてくれています。

小さな桟橋では、そろそろ船の準備が始まりました。

湖の周りには、出番を待つボートたちがスタンバイ中。

さすがに夏のハイシーズンらしく、私が帰り支度を始めた5時半くらいになると、自慢の愛艇? を牽引したり積んだりした車が、次から次へと姿を見せ始めます。

道端には早くも秋の花、コスモスが咲いています。

というわけで、夜明けの裏磐梯、曽原湖散歩の巻でした。
今後しばらく、裏磐梯での写真散歩スナップが続きます。

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