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すでにいろんなところで評判になり、ネット上でも散々語りつくされていることですが、先日発表されたシグマの”ポケッタブル・フルフレーム” SIGMA fpについて私も所感をひとくさりブログに書いておきたくなりました。
これはちょっと凄いですね。
PENTAX K-70で一眼レフに入門して、３年ほどカメラ初心者稼業をやっているうちに、だんだん心に澱がたまって（笑）、いろんなメーカーのいろんな新製品の刺激に対して無反応になりつつあったのですが、今回はちょっとグサッと刺されました。
私はパナソニックLUMIXユーザーでもあるので、Lマウント連合が発表された時は密かに期待していたのですが、発表されたS1 S1Rのデカブツぶりには正直途方にくれました。
カメラ業界は、フルサイズミラーレスでもまた、私の棲む山スソの下層世界とは無縁の、高性能高重量かつ高価格で山の高みを目指す世界を進むようです。
だんだん重たいものが持てなくなり、資金にも事欠く私が、終ぞ踏み入ることのない山上界を。 ＃折しもSonyの山上界カメラ α7R IV が発表されましたね。
この上は、自分はもうAPSC一眼レフ、大衆アマチュアと共に歩むPENTAX上等。愉しく写真が撮れれば、それで何の不足がありましょうか。というスタンスで居るこの頃の私ですが、
このたびのシグマの発表によれば、fpは
最小・最軽量、シンプルデザインのミニマルボディに、24M画素のフルサイズセンサーを搭載し、しかも防塵防滴。Lマウントレンズだけでなくアダプタを介して数多のレンズが利用でき、軽量レンズを付ければかつてないライトなフルサイズ・スナップカメラになる。アドオンパーツによる自由な機能拡張が可能で、サードパーティのアドオン参入歓迎。戦略的な価格設定に乞うご期待。
とのこと。
メカシャッターが無い、AF性能はどうなるの、手振れ補正は、とかいろんな心配はあるものの、少なくともシグマさんの視界には山スソの世界も入っている。
現実的に私がfpのユーザーになる可能性は高くありませんが、なんとか良い製品に仕上がって、爆発的に売れてくれることを期待します。これをきっかけに各カメラメーカーがもう一度考え直して、こっちの世界に向けた、裾野を広げる取り組みを始めてくれないかな。
以上、とりとめもない落書きでした。
