親指AFは常時AF-Cでいいんだ!

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私が親指AF派であることはすでに別のエントリーで書きました(親指AFってそもそも何なの、っていう人は例えばこのブログの記事なんかでご確認ください)。半年あまり親指AFをやり続けてきて、最近ハタと気が付いたことがあります。タイトルの繰り返しですが、

親指AFでは常時AF-Cでいいんだ!

(1)動かないものを撮る場合

ふつうは、親指AFで一度合焦した後、AFボタン(PENTAX K-70の場合はAF/AE-L兼用ボタンですが)から指を離して、ピントを固定した状態でシャッターボタンを押してレリーズ、という撮り方になります。この時、AFモードはAF-S・AF-Cのいずれにセットしていても、カメラの挙動は全く同じです。

(2)動くものを撮る場合、

あらかじめシャッターチャンスの場所を特定して「置きピン」で撮るなら(置きピンってそもそも何なの、っていう人は以下略)、カメラの使い方は(1)と同じ。
動くものにピントを合わせ続けながら撮るなら、親指でAFボタンを押したままの状態で(しばしばカメラも身体も動かしながら)測距点で被写体を捉え続け、そのままシャッターボタンを押す、時には連射する、という使い方をします。この場合はAF-Cで追うことが前提になり、そもそもAF-Sはお呼びではありません。

つまり、常にAF-C設定にしておけば(1)(2)のいずれの局面にも対応できるんじゃん、ということに思い至りました。いままでなんとなく基本AF-Sにしていましたが、あまり意味が無かった。

きっかけは、先月アップした動物園の写真を撮った時に「動き回るタヌキも、じっと寝てるキツネも、親指AF&AF-Cで撮った」ことに気が付き、あれ、と思ったことです。何週間か経って、自分の中でその意味が言葉にできたところでネット検索してみたら、「親指AFは常にAF-CでOK」という裏付け情報をいくつか得ることができて、確信を持ちました。測距点は基本的にセレクト(中央1点)にしておいて、状況に応じて動かしたり増やしたりすれば良いと思います。

というわけで、現在私のK-70の設定は、常時、
AF-C+AFエリア「セレクト」+親指AF になっております。これでバッチリ!

・・・ひょっとして、これって常識ですか(汗

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