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この間の浅草線五反田駅散歩が中途半端だったので、他の用事のついでにもう一度PENTAX KPを手に歩いてきました。前回は島津山から五反田駅まで降りてきたところで終わってしまったので、その先、駅から目黒川方面を歩きます。
都営地下鉄浅草線の駅の西馬込寄り出口から地上に出ると、すぐに目黒川。左隣の橋を渡っているのは東急池上線です。
下の写真では、右奥の高架線上にその池上線の五反田駅が小さく見えてます。手前はJR山手線外側の西口。JRは反対側の東口が「正面」な雰囲気なんですが、あいにく大規模な改築工事中で、あまり写真向きではありませんでした。
駅の裏手はちょっといい感じの飲み屋街。この日は年末ちょうど押し詰まった頃だったので、ほとんどの店は今年の営業は昨夜で終わっていた様子でした。大掃除中のお店があって歳末を感じたので、ちょっと撮らせていただきました。
さて、五反田といえば何ですかねえ。と考えて、そうだ昔このへんに「ゆうぽうと」ホールがあったな、仕事でもプライベートでも時々来たよなあと思って、山手通りまで行って、愕然。
郵政事業のリストラで、あそこの「ゆうぽうと」無くなるんだってよ、という話は随分前に聞いた記憶がありますが、まさかビルごと無くなって更地になっているとは。そんなに古い建物には見えなかったけどなあ。
ショックさめやらぬまま、ふらふらと目黒川方面へ戻ります。
東急線五反田駅から次の大崎広小路駅までは、わざわざここに駅が要るのかと思うくらい至近です。で、その僅か数百メートルの高架下が、知らない間にすこぶるおしゃれな飲食店街に生まれ変わっていました。断固、夜に来るべし。
目黒川沿いの街並みは、目黒あたりがあくまで小洒落た雰囲気なのに対して、五反田駅界隈はちょっと雑然とした感じになります。その雑然の勢いで、川沿いにこんな身も蓋もない看板と白線で仕切られた一角を発見して、苦笑。こんな喫煙スペースでは、スモーカーも寛げまいと思いますが、如何でしょう。
そんなあたりを抜けてさらに南下すると、目黒川岸の風景はまた一変します。
大規模に再開発された川岸一帯は整然と護岸され、遊歩道の両脇に真新しいタワーマンションが立ち並ぶ都内屈指の「超新興・超高層」住宅街。
手持ちの標準ズームの広角端16mmの写りではちょっと物足りなかったので、魚眼に付け替えてぐいーんと歪めてパースペクティブ風味（？）にしてみました。
カメラをKPに変えたばかりで、ほとんど「試し撮り」みたいな散歩でしたが、標準ズームも魚眼も、写りが今までよりも一段とシャープになった気がします。気のせいかな。この日はたまたま光量に恵まれたということかな。
さて、このまま先に進めば、JR大崎駅周辺に近づくので、「五反田駅界隈」ではなくなってしまいますね。今回はここまでといたしましょう。
最後まで見ていただいて、ありがとうございました。
