ピークデザインのプレートをマンフロット三脚で使う(前編)

旧サイトから転載した記事なので内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
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私の手持ちの三脚と、昨年末に買った一脚(+雲台)は、ともに軽量一眼レフ用の安価なモデルですが、ブランドだけは統一していてManfrotte製です。

COMPACTアドバンス三脚 3ウェイフォトキット
COMPACTアドバンス一脚+2way雲台クイックリリースティルトトップ234RC

なぜManfrotteか、と言えば、イタリアのブランドでなんとなくカッコいいから、というだけのミーハーな理由です(爆)が、同じメーカーの雲台なら、着脱に使うクイックシューが共通で何かと都合が良かろう、と一応は考えて、揃えたわけです。両製品のクイックシューは同じRC2型で、当然共用できます。

で、ここから本題。

過去エントリーで触れたように、私は目下カメラのストラップとしてPeak DesignのLeashという製品を愛用しています。

この製品の良いところのひとつに、カメラの側面と、底面の三脚穴部分に小さなアタッチメントを付けてストラップを取り付けることで、着用時にカメラが実にいい感じに身体に密着してぶら下がってくれるというのがあります。\\\(過去記事に使用シーンの動画リンクがあるのでご覧ください)

しかし、普通に取り付けると三脚穴を塞いでしまうので、三脚や一脚を使う時にはアタッチメントを外さなければなりません。取り外しが面倒ということに加えて、アタッチメントごとストラップが外れるのがなんとも心細い。

これを嫌う私のようなユーザーのために、雲台に取付けるためのクイックシューを兼用した別売アタッチメント”Pro plate”が用意されています。

マンフロットRC2とアルカスイスという2大規格の双方と互換性があって、たいていの雲台に簡単に取り付けられる優れモノです。見た目もシャープでカッコいい。

#Manfrotte純正のクイックシューをそのまま流用できればよいのですが、残念ながらPro Plateと違ってストラップを取り付けられるスリットがありません。それに常時付けっぱなしにするにはちょい不格好(笑)。

K-70の三脚穴にPro plateを取り付けた雄姿がこちら。

上の商品写真の赤い部分がカメラ底面に接して固定され、裏返って見えています。

カメラに常時クイックシューが付いているわけで少し底面が嵩張ることにはなりますが、これで三脚・一脚との着脱はスムーズになります。めでたしめでたし。

ところが、です。ここからが本題の本題。今回、エントリー長くてすみません。

自慢のPro plateですが、手持ちの一脚では簡単に着脱できるのに、なぜか三脚に取り付けられません、何度ためしても、スカっと外れてしまいます。

なんやこれ? 使えんやないか。

不審に思いPeak Designのサポートサイト(英語)を探すと、ManfrotteのRC2型クイックシューを使う雲台には2種類あって、大多数の2点ロック型製品はOKなんだけど、まれにある3点ロック型製品には、Pro plateは適合しません、との記載が。

はい、話が見えてきましたね。私の三脚の雲台がこの3点ロック型でした。がーん。

このサイトを熟読すると適合/不適合一覧表が載っていて、やはり私の三脚はばっちり不適合。
がーん。

先走ってサードパーティ製品に手を出して大失敗の巻、以上

で終わるところでしたが、

サポートサイトに注目すべき但し書きを発見。
”そのままだとダメだけど、使えるようにするアダプターを提供してあげるよ
please contact us”

ほう?
なんか、一縷の望みが出てきました、というところで次回、後編に続きます。

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