ここ何年か、訪れるたびに姿かたちが大変身を遂げて、方向感覚の鈍いわたしにとっては多層迷宮になってしまった場所。
JR大阪駅です。
関西での仕事のついでに少しだけ大阪で写真散歩できる時間が捻出できたので、その大阪駅ダンジョンでまたも拡張された新エリア「大阪駅西口」に足を伸ばしてみました。
こういう「ついでに写真も撮りたい」旅先の強い味方が携帯性抜群のLUMIX GF10です。
かつて大阪駅の西側出入口だった「桜橋口」のさらに西側、「え、こんなところから出入りするの」という場所に新たに「西口」が今年の７月に開設されました。
ホームの西端を無理やり伸ばしたように見えるその先、黄色い出口の案内看板が見えています。
もともと大阪駅の西北隣にあった旧梅田貨物駅跡が「おおさか東線」の大阪駅となって合体したため駅自体が大きく拡張されていて、広がった合体ゾーンの一角に西口が設けられたということのようです。今回のわたしの目当ては、この西口と直結している新駅ビル「イノゲート大阪」の1階に据え付けられたこのオブジェです。
昔の大阪駅のシンボル「噴水小僧」を題材として、あの荒木飛呂彦先生が造られたステンドグラス作品”The Fountain Boy”です。期待通り、なかなかにクール！
アートは門外漢のわたしにとっても荒木先生は超ビッグネーム漫画家ですから、一度拝見しておきたいものだと思い・・・いや同じように思う人は少なくないようです。
今後こうしたパブリックアート作品をこのエリア一帯に展開する予定で、この作品が皮切りということらしい。
というわけで、大阪駅迷宮にステンドグラスを訪ねるの巻でした。
