いろいろ機材をやりくりしているうちに、巡り合わせと何かの勢いで新しいカメラを手に入れてしまいました。
このカメラ、メーカーのサイトでもいろんな販売店のサイトでもG9M2,G9PROIIの2種類の標記があってあまり統一されていません。メーカーとしての機種名がDC-G9M2、顧客にアピールする商標がG9PROIIという感じかな。
パナソニックさんによれば、マイクロフォーサーズマウント機の”静止画フラッグシップ機”とのことです。だからフラッグシップだぞ、並みのカメラじゃないんだぞという気持ちがより篭もってそうなG9PROIIの方をわたしは採用してあげることにしましょう。
カメラのキタムラさんで中古の良さげな出物があって、ものは試しと近くの店舗に取り寄せてもらって現品チェックしたら、元箱含めて完品で揃っていて外観真新しく、ショット数確認したら僅か240で、これはほぼ新品だな、と。手元にあったDC-G99と、いくつかの手持ちレンズを下取りに出したら意外に差額負担が小さかったので、魔が差して買ってしまいました。
じゃーん。
キタムラさん、他のお店より群を抜いて売値が安いor買値が高いということはあまり無いように思います(個人の意見です)が、全国の中古出物を近くのお店に取り寄せてもらって触って確かめられるのは他店さんではなかなか真似できないのではないでしょうか。素晴らしい。
G9PROIIは、これまで使っていたG99に比べてカタログスペックとしての機能・性能が確実にワンランク上またはそれ以上であることに加えて、操作性が凄く良い。
なぜ使い込む前に良いとわかるかと言えば、わたしが併用しているLUMIX S5とほぼ同型の筐体を用いていてボタンやダイヤル配置が酷似しているので、極めて使いやすいS5とそっくりに操作設定ができるからです。これは便利。
裏腹に、フルサイズ機のS5と同じということはマイクロフォーサーズ機としては無駄にデカいとも言えるわけで、当然G99よりも大きく重たいです。うーむ。
功罪半ばで白黒をつけがたく、買い替えについて長らく悩みどころだったのですが、今回は勢いが勝ってしまった。
昨年秋の発売ですから市場では「新製品」というわけではないですが、いろんな意味でプロモーションを頑張っておられるのか、ネットではこんなレビューサイトがまだ残ってたりして、提灯気味のレビュー記事ながらこれから使い始めようというわたしにはおおいに参考になり良い刺激になります。
とはいえ、夏の暑さやら台風襲来やらでまだ実機運用が全くできていません。使ってみての感想はこれからだんだん書いていきますが、まずはこれにて「フラッグシップ機手に入れたぜ」という埋め草記事のできあがりです。