夢かうつつか K-3III来る

なかなか下がらなかったPENTAX K-3IIIの実勢価格が、8月のある日を境にポンと2万円下がっていることに気が付いてしまいました。カメラ流通業界の中のほんの小さな動きですが、どこかで何かが起こったのでしょうね。

さて、どうしよう、と。

次にK-3IIIの値段が動くのはいつごろだろう。年末にメーカーのキャッシュバックキャンペーンの類があるかもしれないから、そこまでもうちょっと待つか。いや待て旧機の下取り価格はどうなるだろう・・・いろいろ考えましたが、以前手に入れます宣言した通り、既に物欲スイッチが入ってしまっているので「今買ってOK」な理屈を組み立てて自分を説得しているに過ぎません。

あの資金の余りとあれとアレをあわせて下取りを加えれば・・・ええいっ!
というわけで数年親しんだKPを下取り交換に出してK-3IIIを購入してしまいました。
じゃーん。

とはいえ、安くなった→買っちゃえ と一直線に動いたわけでもなく、実は結構な葛藤が(笑)あったことをカミングアウトしておきます。こんなことを考えてました。

「安くなったとはいえ、ほぼフルサイズミラーレスのPanasonic S5が買える値段だな」
「この機会に、PENTAX のカメラとレンズをひと思いに下取りに出してLマウントに乗り換え、S5+20-60mmキットでフルサイズデビューというのはどうだ」
「FA limited レンズだけ手元に残してアダプター付けて使えば、PENTAXへの義理も立つ(笑)んじゃないか」

PENTAXIANとしては結構な闇落ちぶりで、半日くらい仕事の手を止めてぐるぐると考えてましたね。

Panasonic LUMIX S5とやたら評価の高いキットレンズLUMIX S 20-60mmの組み合わせがこちら。

で、Lマウントのレンズって他にどんなのがあるんだっけ? というところまで考えが及んで、LUMIX S PRO 70-200mm F2.8, LUMIX S 24-105mm F4 MACRO, SIGMA 14-24mm F2.8 あたりのサイズと重量と(特に)値段を目にして、正気に返ったという(笑)。

いかん、あぶない、フルサイズの毒沼に落ちるところだった。

俺としたことが何を考えているんだ! こっちだよこっち、とポチっと押してしまったのがK-3III 注文のボタンだったというわけです。

ときどき夢想に入っては正気に戻り、を繰り返すのは、カメラ沼・レンズ沼の住人の挙動としては”あるある”でしょう。いや正気に戻れなくなってからが本当の沼だ、という教義もあるようですが(笑)、私にはとてもそこまで深い修行はできそうもありま・・・いや、ひょっとすると・・・

K-3IIIのボタンを押したのも、実はまだ沼の夢想のうちか? 手の中でずっしり来てるこいつも夢か?

夢かうつつか、わかりませんが、あれこれいじってみるのは、また次回ということにいたしましょう。

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