黙々とPENTAX K-3IIIの設定準備中

ひとつは東京で感染者数に歯止めがかからないアレのせい。もうひとつは長雨のせい。せっかく手に入れたK-3IIIですが、なかなか稼働機会が巡ってきません。

仕方なく、自宅で黙々と操作カスタマイズ作業を進めてます。

新搭載のスマートファンクションとか、アドバンストハイパー操作系とかいろいろ深堀りして勉強しなきゃいけないことは多いのですが、それに加えて私の場合、もうひとつの一眼カメラLUMIX G99と操作体系を近似させたいという思惑もあって、ボタンやらダイヤルやらの操作をカスタマイズする方程式を解くのはなかなか難題です。

まだ本番としては1枚も撮ってないシャドーボクシング段階ですが、とりま次のようにセッティングしてみました。以下の記事は自分向けの備忘録メモを兼ねます。

Fxボタン:10個のうち8個はデフォルトのまま。ボタンに描かれた文字や記号と違う操作を割り付けると混乱しそうな気がするのと、デフォルトのままで別段不自由が無いものが多いので。明らかに活躍頻度が低そうな、左手親指で操作する2つだけは「SR」→「ファインダー内照明」、「RAW」→「タッチパネル操作」に変更。

前後ダイヤル:ハイパーPはアドバンストではなくスタンダード設定。全モードを前Tv 後Avで統一し、空いた”裏側”にはなにも割り付けず潔く機能OFF。

グリーンボタン:P,TAv,Mモードで「プログラムラインへの復帰」のみに使用し、この用途が適合しない他モードの時は機能OFF。

露出については、これまでAvモード主戦で撮り歩いてましたが、思うところあってハイパーP/Mモードをちゃんと使えるようになりたいのです。覚えやすいシンプルな設定を心掛けた結果、こんな「OFF」だらけのスカスカの設定になりました。

スマートファンクション:S.Fnダイヤルは、世間ではおそらくISO派と露出補正派に勢力二分されるのではないかと思うが、私は↑の通り後者。ISO感度を操作することは稀でISO AUTOで撮ってしまうことが多い一方、露出補正はかなりの頻度でいじるのでダイヤルで常時直ちに補正操作ができるメリットは大きい。他の機能は必要ないくらいと思ったが、稀に使う「HDR撮影」と、いま興味を持っている「プログラムライン設定」を登録。

※S.Fnダイヤルを露出補正にセットしている時には専用の露出補正ボタンは効かなくなります。良くできてますねえ。

測距点と露出の関連付け:マニュアル露出する際に備えてオン

※AE・露出補正関係の操作をシンプルに設定したので、たぶんG99との操作性シンクロもそこそこイケるのではないかと思います。

AF関係:頑なに親指AF。デフォルトの設定はAF-C+セレクトエリア拡大M+ホールド弱。 親指AFは原理的には常時AF-CでOKなのだが、K-3IIIでは私の好きな”合焦時のインポーズ点灯”をしてくれるのがAF-S時のみなので、ときどき気分でAF-S+セレクトSも使うことになると思う。

その他:交換レンズ・フィルターと、ストラップや三脚・バッグなどのアクセサリーは手持ちのものがそのまま使えるが、バッテリーはKPとは規格が違うので純正の充電器D-BC177と安価な互換品の予備バッテリーを用意。液晶にGRAMAS Extra Glassを貼り付け。ファームのバージョンアップも忘れずに実施。

これにてセッティング完了、かな。

あとは天気が回復して、コロナ感染が終息に向かってくれれば・・・。前者はともかく後者がなあ。どう安全に撮影チャンスをひねり出すか、ひきつづき悩みどころです。

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