DA15mm limitedで めざせ最強の軽量装備

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もう辟易して、いい加減にしてほしいと思ってるんですが、なかなか呪縛から逃れられないcovid-19。社会全体でも大変ですが、こと写真愛好家の界隈に限っても、ここ数ヶ月でいろんなことが起きています。

オリンパスが映像事業から撤退し事業はファンドに売却、というのが最大のニュースでした。写真雑誌の月刊カメラマンやアサヒカメラの休刊もなかなかのインパクトでした。記憶が薄れつつありますが、今年は2月のCP+も5月のフォトキナもとっくに開催中止になっていました。外出自粛期間が長かったので、春から夏にかけてのせっかくの良い季節に撮影チャンスを失って嘆いている愛好家も多いでしょう。
明るい話題がなかなか見えてきません。

そんな中、私にも10万円の給付金が支給され、さてこの厳しいご時世にこれをどう使うか、使わないかな、と思案しているところ・・・のはずだったのですが、気が付くと私の手元になにやら見慣れないレンズが(笑)。

というわけで、今回は新着レンズのお話。

HD DA-PENTAX 15mm F4 limitedです。じゃーん。

キタムラさんで状態評価の良い中古品を購入しました。APSC用サイズで開放F値を欲張っていないことで実現している驚異の小型軽量・広角単焦点レンズ。軽量とはいえ、limitedの名を冠するアルミ削り出し筐体はしっかり高級感があります。

これまで、この画角はSIGMA10-20mm F3.5 PLMで撮ってました。堅牢かつ高い質感の超広角ズームレンズで、写りに不足はありませんが、贅沢を言えば少々重いなと。

街角スナップで、たまに広角で撮りたくなる時は確かにあります。しかしHD DA20-40mm limitedを常用するようになって「軽さ」のすばらしさに目覚めた私は、20mmより広角で撮りたくなる「たまの機会」に備えて重たいレンズをいつも持ち歩くのが億劫になってしまいました。

たまの機会のためのお守り代わりなら、軽量のHD DA15mm limitedをポッケに入れるという対処法の方が、気が利いているのではないか、と。そう気がついてしまったら、すでに手がポチっていました(笑)。

そのHD DA15mm limitedで少し試し撮りしてみました。



小型軽量は看板に偽りなし。スッキリした良い写りで厳しい逆光にも頑張って耐えます。ボケ期待のレンズではないけれどボケ具合もまずまず良し。そしてKPに付けると見た目がなかなか上等で良し。limitedレンズは見た目も大事な価値です。
もちろん、最初から超広角の絵を狙って行く撮影の時はSIGMA10-20mmやFish-eye10-17mmが出動することになりますが、それ以外たいていの場合の広角はこの小さな軽いレンズでまかなうことができそうです。

目下の私の魂胆は、

1)HD DA 15mm F4 limited
2)HD DA 20-40mm F2.8-4 limited
3)HD DA 55-300mm F4.5-6.3 PLM

という軽量自慢で堅実な画質の広角、標準ズーム、望遠ズーム3点とコンパクトなPENTAX KPで、最強の常用・軽量装備セットを組もう、ということなのです。
泣き所は、開放F値が暗めの組み合わせということですが、それが気になる場合には明るくて軽い単焦点DA50mmF1.8をバッグの隙間に押し込めば、40mmと55mmの間の空いてる画角の穴埋めも含めて、ある程度補えるかと。

使用感、だんだんとレポートしますね。

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