PENTAXからLUMIX マウント替え1年 -pros編-

スパッと切り替えたというわけではないですが、PENTAX KマウントからLUMIX MFT/Lマウントに移行したこの1年を振り返って、感想、個人的なPros/Cons整理などをしておこうと思います。

以前はメインのカメラはPENTAX K-3III(Kマウント APSC)、サブカメラとしてLUMIX G99(MFTマウント)、条件が合えばLUMIX S5(Lマウント FF)も使うという態勢でしたが、去年の6月頃にKマウントのレンズを整理してLマウントのレンズを拡充し、その勢いで9月頃にG99をG9proIIに買い替えて、マウント移行を進めました。

現在最も出動機会が多いのは軽量で万能のG9proII、望遠不要で単焦点で遊べそうならS5、稀に動態保存中のK-3III、という構成です。保有レンズは使用機材タグ一覧のリンクを参照してください(手放しちゃったものも載ってますが)。

※小型のサブカメラとしてLUMIX GF10(MFT)も使っていますが、これは別用途(コンデジ代替)なので今回の話からは除くことにします。

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【良かったこと】

1 ガチピンで撮れる写真が増えた

要因はたぶん3つあって、第一にカメラ(特にG9proII)のAF性能/手振れ補正性能が上がって、ピンボケや手振れの発生確率が下がったこと。第二に被写界深度が相対的に深いMFTで撮る機会が増えたこと。第三に手持ちレンズが新陳代謝したことで設計の新しいレンズが増えて、平均的な解像性能が上がって「ガチピン感」が高くなったこと。かな、と考えています。
さらに第四の要因があるとすれば、この1年でわたしの腕が少し上がった・・・いやそれは無いか、やっぱり。

しっかりピントが来ていい感じだなと自己満足した最近の作例。

※わたしはシビアな動きもの撮りをしないので、「動態AFが弱いLUMIX」という巷間の評判にはあまり影響を受けません。だいいちPENTAXに比べれば(以下自粛)

2 カメラ操作のストレスが減った

レフ機からミラーレス機に移行したのでAF測距点の数が増え範囲が広がって便利になったのは間違いありません。ただ、もともとフルエリアAFや追尾AFを多用するわけではないので直接的な恩恵はそれほど受けていないかな

それよりも、G9proIIとS5がほとんど双子ボディなことの利便性の方を強く感じています。ボタンやダイアル操作のをほぼ同じ設定で統一できるので、2台のカメラの使い分けがノーストレス。これが想像以上に有難かった。

だから、センサー面積1/4のMFT機がFF機と同じデカい図体なのはけしからん、という批判はごもっとも(実はわたしもそう思っていた)ですが、最近は功罪あい照らして考えた上で許すようになりました(笑)。

カメラを構えてからシャッター切るまでの手指の動きがいつも同じルーティンなので、永世ビギナーでも多少は習熟度が上がります。そちらには気を回すことなく、被写体を見つける、光の加減を見る、構図を考える、距離を考えて寄る/退がる、というより大事なアクションに神経が使えるようになりました。


もうひとつ、カメラ操作ではありませんが、双子ボディでバッテリーが共用できることの経済的メリットも大きいですね。

3 持ち出し機材が軽くなった

S5のカメラボディ自体はK-3IIIよりも少し軽くなってはいるものの、FFのレンズで写真を撮るようになればバッグが重たくなるだろう、と思っていましたが、そうでもありません。

経済的・体力的な理由で「FFで高望遠は撮らない、レンズも要らない」と割り切って、S5を持ち出す時にはレンズはLUMIX S 24-105 F4の1本だけ、あるいは広角ズームLUMIX S 14-28mmまたはLUMIX S 20-60mmと何本かの小型単焦点レンズだけ、という軽装備に徹しています。あらかじめ105mmでは足りない可能性の高いとわかっているロケーションには、ハナからS5出動を考えません。

望遠が必要な場合は躊躇いなくG9proIIを使います。MFTならばやや重ための望遠ズームLeica DG 50-200ですら655g。これでFF換算400mmまでカバーできるので、FFで同等の焦点距離の望遠レンズを抱えるのに比べたら天使の羽のような軽さです。

ローカル線沿線への旅鉄散歩も軽くて楽勝
もっと望遠側を伸ばしたい撮影機会に対しては、重たい高望遠レンズではなく、テレコン入手で備えています。軽さは正義。

4 機材更新の愉しみが増えた

KマウントとMFTマウントは、メーカーによる新製品の供給があまり活発ではありません。心穏やかに過ごせるという意味では悪くないですが、刺激が少ないという物足りなさは否めません。しかし、わたしはLマウントでこの愉しみを十分に味わうことができています。

Leica製品は雲の上の存在ですが、PanasonicとSIGMAが精力的にLマウントボディ/レンズ新製品を供給し続けてくれています。「S5を更新するとしたら何をいつ頃狙うか」「35mm単焦点のベストチョイスは何か」など、雑誌やWeb媒体の情報を眺めたり、イベントや店頭で製品を触ってためつすがめつする愉しみが不断にあって、実によろしい。

あと、Lマウント(ライカ除く)製品は大手のRF, E, Zマウントよりもボディ・レンズの値段が安めなのも大事なポイントです。もちろんモノによるし、相対的に安いからといってわたしが買えるかどうかは別問題ですが、少なくとも希望は持てる。

シュアな写りのLUMIX S 24-105mmは欠かせない主力レンズ
それは「希望」なのか?「沼リスク」ではないのか?というツッコミを思いつかれた方へ。君のような察しの良いオトナは嫌いだよ。

上記の1~4にあとひとつ付け加えるとすれば、Leica MonochromeやLUTなどの”ルック”を使う愉しみが増えた、というのも挙げられますが、これはPhotoLabユーザーならば、たとえLUMIX機を使っていなくても強引にやれば実現できることだから、番外としておきます。

記事が長くなったので、つづき【残念に思うこと】は次回にしましょう。

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