この季節このところ毎年恒例になっていますが、大田区の池上梅園に行ってきました。2月中旬のことでしたから「梅の開花の様子を偵察にいく」という感じでした。
穏やかに晴れて、少し気温もあがって10℃を越えるくらいだったでしょうか。
桜は品種がソメイヨシノに偏るので咲くのも散るのも一斉に足並みが揃いやすいですが、梅は品種が多様なので、こちらの梅園のように丘の斜面に様々な品種が植えられていると当然に開花が進んでいる木とまだ蕾が固い木が混在するので「ざっと見て〇分咲き」とかいう言い方が今ひとつ馴染みにくいですね。
でもまあ、無理やりに概観して三分から四分咲き、といった感じだったかと。
形も色もさまざまな梅が間近に楽しめるので、わたしだけでなく多くの見物客が思い思いにカメラやスマホで花を撮り歩いています。
この日持参したカメラはLUMIX GF10。小型軽量で持ち出すのに物理的にも心理的にも省エネルギーなのが良いところ。
コンデジ並みのサイズですが写りはごらんのようにしっかりとしています。
花が咲いていなくても、蕾が膨らむ様子もまた一興。
ちょっと白トビしてしまいました。小さなモニターなので撮ってる時にはなかなか気がつけない。RAW現像の際の加工でごまかそうとしましたが、隠しきれてませんね。
それに望遠レンズを忘れてきました。35-100mmズームがあれば少し違う撮り方もできただろうとちょっと後悔しつつ、標準ズーム12-32mm(フルサイズ換算で24-64mm相当の画角)だけで撮り歩きました。ま、今日はこんなもんかな。
あらためて、大田区立池上梅園入口の様子です
丘の上からも下からも梅園が見物できる趣向になっています。首を右に振ると丘の斜面に広がった全景が見てとれます。
私見ですが、ハイシーズンに限っては入園料は100円ではなくもう少し徴収されても良いのでは、と思います。
今シーズン、また梅を撮るチャンスがあると良いのですが。
このあとは、これまた定番コースですが池上本門寺の方へ向かいました。