オールドレンズがやってきた

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いろいろな事情を省略して結果だけを申し上げると、我が家に1本のオールドレンズがやってきました。

で、さらに途中経過を省略して、どうなったかというと、どん。

この写真を撮ったカメラはPENTAX Q7で、
撮ったレンズ02 STANDARD ZOOMで、
写ってるカメラはPENTAX K-70で、
今回の本題はK-70に付いてるレンズ

PENTAX Auto Takumar F1.8 55mm  です。

オールドレンズ。
概ね1970年代以前の、フィルムカメラ時代のレンズをこう呼ぶらしい。
これまで知識も関心もほとんど無かった私ですが、縁あって手元にやってきた、
この優に50歳を超えているレンズを前に、うーむと唸りつつ少しだけにわか勉強してみました。
タクマ―とか、旭光学とPENTAXとか、M42マウントとか・・・

驚いた。なんだこれは。私の知らない宇宙が、ここにあるぞ。

世界中に、M42マウント(プラクティカルスクリューマウント)のオールドレンズは、それこそ星の数ほど流通している。旭光学のタクマーだけでなく、様々な国産ブランドがあり、さらにドイツ、フランス、ロシア、アジアほかの外国製品も多種多様。数百円のジャンク品から高額なコレクターズアイテムまでが、
中古レンズ市場で大きな大きな沼を形成。ていうか、沼というより、M42星雲。

そして、
M42マウントのレンズは、アダプターをかませれば、私のK-70で使える。
使えるどころか、K-70を含むペンタックスのKマウント一眼レフボディは後方互換性(古いレンズがずっと使える)に優れていて、M42の母艦として好適。

さっそく評判の高いRayqualさんのアダプターを購入して、K-70に取り付けました。
で、冒頭の写真に至るわけです。

なんちゅうか、間にある50年余の歳月を越えた、カメラと純正レンズの見事なフィット感。
レンズ外観は経年相応に老けてますが、カッコ良くないですか?

家の中でテスト撮りしてみたところ、機能的には何の問題もなく動いてくれそうです。

いやあ、オールドレンズという楽しみまで増えてしまったぞ。
ははは・・・いやはや。

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