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我が家にあるビデオカメラは、かなり昔にプレゼントでいただいたなかなかの高級機で、大事に長く使ってきたのですが、最近の機種と比べると流石に大きく・重く・旧くなってしまったのは否めません。
1,2年前からそろそろ買い替え時だとは思っていましたが、さて何をどう考えたものか判らず、ちょっと棚上げになっていました。そこへある知人が
「いまどき、ハンディカムを買うくらいなら、センサーサイズが大きいソニーやパナのミラーレス一眼の方が良い動画が撮れるし、写真も動画も一台で済んで合理的だよ」
とアドバイスをくれました。
なるほど、ミラーレス一眼か。それなら俺もちょっとわかるぞ（笑）、と。
愛機K-70でもフルHD動画を撮ることができますが、動画撮影機としては大きくて重くて無骨。それに撮影上限時間は25分で、ときどき長時間撮影の必要がある私としては、ちょっともの足りません。
ちょっと調べてみてわかったことですが、大半のデジタル一眼カメラではこのように「動画の撮影時間は30分未満」に制限されていて、なぜかというと30分超えるとEUの輸入規制で「ビデオカメラ」扱いになって関税が高くなるからだそうです。これ豆知識ね。
小型軽量で、長時間動画撮影ができて、動画・静止画どちらを撮るにもまずまずの機能＆性能で、価格がこなれている。そんな都合の良いカメラがあるのでしょうか。
あるんです。こちらになります。
Panasonic LUMIX GX7 Mark II
スペックのあれこれは省きますが、2016年発売の新しいモデルで、ビデオカメラとしても、スチルカメラとしても機能・性能に不足はありません。ていうか、カメラでこんなに動画撮影機能が充実してることに驚嘆。
店頭でちょっと触ってみました。小さい！。一眼レフとは次元の違う小ささ。でも見た目の割りに重量感がある。キットレンズ付けてカタログ上は500g弱で、重いというほどではないが気軽にポケットに、という感じでもない。しっかりメカな「カタマリ」感があって、おじさん的にはうれしい。
一方、300〜400g前後のモデルが多い小型ビデオカメラと比べるとちょっと重たいわけで、第一義的には後継ビデオカメラが欲しい我が家としてはどうかな。実勢価格が結構下がっているとはいえ、ハンディカムよりは高価ですしね。
ともあれ、
「動画」という切り口を入れるとカメラの見方が随分変わることを実感しました。PENTAX一眼レフから宗旨替えをする気はありませんが、パナソニックもマイクロフォーサーズも、これまで私はノーマークだった世界なので、実に新鮮。
しばし思案のしどころです。
