この間まで、フルサイズのレンズは高くて手が出ないから、次の狙いはm4/3のG9IIだ、とか言ってたわたしですが、世の中は何が起こるかわからないものです。
ふと気が付いたら、こんなレンズが手元に到着しておりました。
S5に付いているレンズは見間違いではなくLUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACROです。
何が起こったんでしょうか、ほんと一寸先は闇と申しますが、油断がなりません。、
いや違う、世の中や他人のせいにしてはいけないな。油断で心の隙を付かれてG9II資金の流出を招いたのは他でもないわたし自身です。新レンズ到着を喜びつつ、反省。
この超広角ズーム、是非欲しいところだったのですが、まだ発売から日が浅いこともあってお値段的にアレで手が出せませんでした。ところがある時、このレンズが8月末までメーカーのキャッシュバックキャンペーンの対象になってることに運悪く(運良く)気が付いてしまいました。
パナソニックさんは、こういうキャンペーンの時には流通価格を巧みに統制して店頭価格を見事に揃えます。大手販売店のポイント制度なども対象外にさせる徹底ぶりで、公取委は何をやってるのかしらと悪態のひとつもつきたくなる豪腕です。
しかし敵もさるもの、その統制の網の目をくぐってポイントを上乗せしてくれる通販サイトも中にはあったりして、ついうかうかと陥落してしまいました。
フルサイズのレンズ構成は広角から中望遠までと、自らにクラピカさん並みの厳しい思想的(および経済的)制約を課しているわたしですが、これでLUMIX S 14-28mm, LUMIX S 20-60mm, SIGMA DG DN 90mmと最低限のラインアップが揃ったことになります。
Lマウントの普及品クラスのレンズは、シグマ・パナ両社の努力でかなか粒ぞろいになっています。個性的な単焦点iシリーズのシグマと、動画撮影もカバーする実用本位のパナソニック。
この14-28mmも、F値こそ平凡未満ながら軽くて小さくて寄れてシャープな写りのハーフマクロ、ということで評判の良いレビューが多いようです。他の2本と一緒に携えて、早く撮りに出たいところですね。
今日のところは「買っちゃいました」報告だけですが、
ちょっと涼しくなったら撮り歩いてみたい企画もあるし、夢が広がります。