日本でミモザというとフサアカシアなどのマメ科アカシア属の植物を指しますが、これは実は誤用で、誤ったまま定着してしまったものだそうです(リンク先で見られるように、春に可憐な花が咲く”ミモザ”、わたしは好きですけどね)。
で、本来の学名の「ミモザ」は、同じマメ科に属して葉の形が良く似ているものの別の植物を指していて、日本では「オジギソウ」と呼ばれています。そう、触るとひろげた葉をしゅうっと畳んで見せるあれですね。学名はMimosa pudicaで、pudicaは「内気な」という意味だとか。ふふ。
ちなみに日本語で言うミモザ(フサアカシアなど)は、もちろん触っても葉は閉じません。ふふ。
家族が面白がって買ってきて世話しているので、そのミモザ=オジギソウが我が家のベランダにいます。先日、花が咲いたので撮ってみました。
ピンク色と言ってよいのかな、この微妙なふわふわした色、素敵です。蕾がいくつもあってまだまだ咲いてくれそうと思うと、ふふ。
移動距離数メートルくらいの怠惰な撮影ですが、雨の日で写真の小ネタが拾えたのは何より。
ところで、久しぶりにタムロン90mmを使ってみたのですが、マクロ撮影でこういう立体感のある花を撮るの、難しいですね。ピント位置はどこが正解なんでしょう?
この方が、花の形が強調されて良いかな。
大きく違うような、でもたいして変わり映えしないような・・・。花撮りも奥が深い。
ていうか、オジギソウなのに肝心の葉をフレームに入れるのを忘れてますね。ふふ。
使用した機材:K-3III, TAMRON90mm MACRO(272EP)