気の早いロケハンで思わぬ収穫

庭園・社寺・名勝

先週のことです。今年もまた「彼岸花を撮るおじさん」になってみようかなと思い、ちょっと時期が早いとは思ったのですがロケハンに出掛けました。これまで私のアンテナに引っかかっている東京の彼岸花名所は、調布の野川公園か、小石川後楽園、その近くの小石川植物園あたりなのですが、今回は新たな撮影地の新規開拓を狙って3箇所ほど歩いてきました。

まず都心部にある第一候補地は、事前情報と違って彼岸花ではない別の植え込みに姿を変えていて外れ。葛飾区某所の第二候補地は、落ち着いたいい感じの好ロケーションでしたが、まだ彼岸花の「ひ」の字も無い状態で、現状確認だけしてひとまず退散。ロケハンだから目的は達成してます。

(ええと、第一、第二というのはたまたま歩いた順番だけで、序列ではありません)

今日のネタは第三候補地、江東区の仙台堀川公園です。

古い運河跡地が公園に姿を変えたのだそうです。ビル群の間に鬱蒼とした森と水路が続く不思議な風景(雲が白トビしているのは見ないふり・・・)。

仙台堀川公園に彼岸花の群生地があるのは確からしいのですが、東西に長く伸びる園地の「どこ」なのかがわからないので、ひたすら探して歩きました。

今日の目当てではないのですが、途中で綺麗な花とか見るとつい道草して撮っちゃう。

遠慮なく寄って撮れるSIGMA 17-70mmの良さが生きました。

いつのまにか随分歩いてきました。まだ十分に暑いのですが、強い雨が降った後だったので樹木の葉がけっこう落ちていて、園内は見かけだけは秋の気配。

横十間川親水公園と交わるあたりでは水路がぐんと広くなります。のんびりボート遊びが楽しそう。

ほぼ東端、というところから西端まで歩いてきましたが、目当ての群生地はここまで発見できていません。困惑しました。

というかこのあたりで気が付いたのですが、どう考えてもわたし、

咲く前の彼岸花がどんな姿をしているのか知らない(爆
ということは、咲いてくれていない限り見つけられないということだぞ、これは。
あきらめて帰るか・・・

あきらめきれないので、「ほぼ東端」から歩き始めてわずかに洩れている「ほんとの東端」まで引き返して、自分の眼で全域をもう一度だけ確かめてみることにしました。疲れた足腰に鞭打って、木陰や草むらを良くない目つきで睨みつけながら、とぼとぼ。

そして重い足取りで成果の無いまま東端の園地まで到達。ああやっぱり無駄足だったか、とため息をつきかけたその時、奇跡的に目に飛び込んできたのがこの光景です。

おひょー!
ほんの数株ですが白彼岸花がばっちり咲いているではありませんか。

あきらめ悪く引き返して、良かった。群生地こそ見つけられませんでしたが、最後に(ほんとに東端まであとわずかというところで)盛りの花に出会えるとは。

こういう、少し背景を暗く落とす表現と、明るくふわっと見せる表現と、どっちが良いのですかね。

白い花は、やっぱり明るく仕上げた方が雰囲気が良いかなあ。

というわけで、3箇所歩いてロケハン自体は1勝2敗で負け越し。しかし仙台堀川公園ではラッキーな白彼岸花撮りで溜飲を下げることができたのでした。

足取りも急に軽くなり(笑)、秋のハイシーズンに向けて、ちょっと気分があがる写真散歩となりました。

使用した機材:K-3III, SIGMA17-70mm contemporary

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