LUMIX BASE TOKYO

LUMIX G99をクリーニングしてもらうことにしました。特に目に見えるゴミが入ったとか何か不具合が出た、というわけではないのですが、購入してから1年半、何もメンテナンスらしいことをせずにあちこちの旅行先に持ち出して使ってきたので、一度撮像センサーなどを綺麗にしておこうかと。

カメラのクリーニングはやはり正規のメーカーサポートに頼みたい。というかこれを口実に、一度も行ったことが無いパナソニックのサービスセンターを訪ねてみたいというわけで、初めて青山通りのLUMIX BASE TOKYOを目指します。

LUMIX BASE TOKYO
「クリエイターとともに創り上げる、クリエイターの活動拠点」として、LUMIXをメインとした様々な展示スペース、専門的な知識やトレンドを学べるワークショップ、専門スタッフによる充実のサポート体制が整ったLUMIXの新拠点。

青山一丁目交差点から、青山通りを渋谷方向(ホンダのビルの方)へ。

3分ほど歩くと、有名な神宮外苑の銀杏並木が見えてきます。

その並木の真ん前、T字路のほぼ突き当たりあたりのビルの1階。予想よりもこじんまりとした佇まいで、ありました、LUMIX BASE TOKYO。地下鉄銀座線の青山一丁目駅と外苑前駅のちょうど中間あたりですね。実際歩いた体感では青山一丁目の方がほんの少し近いかも。

「お店」でも「サービス拠点」でもなく、製品のショールームを兼ねたイベントスペースのような感じで、そこで修理やクリーニングの受付もしますよ、ということなんですね。

この日も、ちょうど何かワークショップが催されていました。

変な写真ですみません、ええと・・・

※記事の本筋と関係ない話です。これ、元はワークショップを少し退いた真後ろから全景を撮ったスナップ写真です。しかし写真を仕上げてクラウドにアップすると、なぜかこのように一部を切り取った歪んだ絵になって保存される。この写真に限って、何回繰り返しても同じ結果になるのだが、その原因がわからない・・・どういうバグ? それとも何かの呪い?青山墓地近いから?
気持ち悪いけど夏らしく怪談めいて面白いので、このまま残しておきます。

脱線しましたが、話を戻します。
ワークショップの方にその場の人たちの全注意力が集中していて、たまたま紛れ込んだわたしは異分子状態。受付カウンターでG99を取り出して、ワークショップの邪魔をしないように小声で「クリーニングを・・・」とお願いすると、係の若い男性の方は一瞬びっくりしたような様子でしたが「ああ、はい」という感じで預かり票を書いてくれました。センサーなどのクリーニングだけなら2時間ほどで仕上がるとのことでしたが、このあと別の用事があるので受け取りを翌日にしてもらって、サクッと依頼手続き完了。

簡単なクリーニングならここの場所で作業して最短2時間くらいで仕上がるけど、修理となると専門の工房(外注さんかな?)に送ってやり取りするので日数が必要、という仕組みのようです。

ワークショップを見守っている職員の方に様子を撮ってよいか尋ねると、「受講者のお顔を写さないようにお願いします」という条件でOKがもらえたので1枚撮って(それが上の変な写真に化けた)、この日は退散。

LUMIX BASE TOKYOは、思いのほか商業的な匂いのしないフリースペースっぽい雰囲気で、興味深かったです。パナソニックのショールームといえば、美容家電や住宅建材の華やかなイメージがあったのですが、ここは様子が違いました。大パナソニックの中の小さなデジタルカメラ事業のそのまた末端のいちショールームという「辺境」なので、関係者が(良い意味で)趣味嗜好をはっきり出して、自由に運営してらっしゃるのかな? となんとなく勝手に想像してしまいました。

わたしは好きですよ、こういう雰囲気。
以上、初訪問レポートの巻でした。

今回の写真に使った機材:FUJIFILM XF10

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