菊花展 in 新宿御苑 その1

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どちらかというと「野の花」っぽいものを撮るのを好む私としては、菊は専門家が丹精こめて仕上げる園芸作品というイメージがあって、ちょっと敷居が高いというかなんとなく敬遠する気持ちがありました。

そこへこの間、新宿御苑で菊を見ないか、と菊花展に誘ってくれた人がいたことで、思いがけず踏ん切りがついて、出かけて来ました。

いやあ菊の花、凄いわ。参りました。

植物というより、装飾工芸品ですよ、これ。こんなに見事に「造りこまれた」花って、他にあります?

専門家が仕上げる園芸作品、っていう私の先入観はね、方向感として外れてないんだけどその深さというか、高さというか、予想を超えて凄いです。

先ほどは装飾工芸品という見立てをしましたが、職人芸っぽいところは花火のようででもあるなあ。実際花火作品には菊の花を模したものも多いように思うし。

こんなんとか、

こんなんとか、

これなんか、大きな花が一輪づつお皿の上に展開されて、花というより、お菓子か何か飾られているみたいでした。

普段、野辺や公園の花壇で気軽に撮っている花の写真とは、趣が違いすぎて、圧倒されるというか、刺激が強くて目が離せないというか、ちょっと疲れるというか(苦笑)。

連れてきてくれた人をそっちのけで、夢中でシャッター切った1時間でした。

菊花展の写真、次回にもう少し続けますね。

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