というわけでLUTです。
タイトルにしておいて何ですが、ぶっちゃけ、このへん全くわかってません。
LUTどころか、そもそもLUMIXのカメラでフォトスタイルを使う/PENTAXのカメラでカスタムイメージを使うのと、RAWファイルにDCPを当てるのと、何がどう違うのか、それらは、PhotoLabでFilmPackやNikCollectionのフィルターを使うのと、何がどう違うんでしょうか。
そして、はたまた、これらとLUTは、何がどう違うんでしょうか。
いずれも画像の色を変化させるという点では同じだが、他が「表示する色の指定」をいじるのに対して、LUTはコンピュータが指定によって表示する時に参照する「色見本帳」を書き換えちゃうというところが大きく違う。
・・・とぼんやり理解しているのですが、思い切りおまけしてもらえば当たらずといえども遠からずですか、それとも全然違いますかそうですか。
とにかく最近のLUMIXのカメラでは、LUTを使ってカラーを変えてリアタイで調整後の色を観ながら撮れる「リアルタイムLUT」がウリです。スチル派のわたしには今一つピンと来ませんが動画を撮る人にはかなり魅力ある機能だそうです。
でもって、カラーを変える効果自体は動画だろうがスチルだろうが変わりなく効く、と。ふむふむ。
このLUTというのは道具さえあれば割と自作トライするハードルが低そうで、また、自作しなくてもLUMIX公式サイトをはじめいろんなところでさまざまなLUTのファイル(.cubeとか.vltとか)が有償/無償で公開されています。
これは一度、試してみたいよな。どうやれば良いのかな
と思っていたら、思ったよりお手軽にLUTを試せることに最近気が付きました。G9PROIIであれこれやらなくても、PhotoLabでLUTのファイルをインポートしてガンガン使うことができるのです。
さっそく、↑のLUMIX Color Labで入手したいくつかのLUTをPhotoLab7で使ってみました。公式の紹介コピーと共に見てみましょう。
Teal&Orange-D2
「映像で見るようなベーシックなTeal & Orangeを再現したLUT。広いダイナミックレンジを活かした、コントラストと発色が強い」
Classic-Blue-LC
「青味が特徴的でノスタルジックな雰囲気を演出するLUT」
Smoky Color-S
「印象的なくすんだ色味に仕上げたLUT。青の出方を変え、暖色系統の色味を抜くことで、すっきりとした印象に仕上げています。建築やスナップ、青空を撮る際におすすめ」
ふーん、なるほどそれぞれ、ちょっと「映画のワンシーン」ぽいかな、でもそれほど違いがわからないかも。と釈然としない気もしたのですが、
G9PROIIの”Standard”フォトスタイルで普通に仕上げた↓の写真と比べて見ると・・・
たしかに、ずいぶん違うテイストに仕上がってるなあ、と感心しました。
いまだに、理屈は全然わかっていない(爆)のですが、写真を仕上げる時の選択肢がちょっと増えたぞ、ということを素直に受け入れて、ゆっくりと愉しんでいこうと思います。