京急六郷土手 界隈

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数日前の記事で、京急雑色から出発して、多摩川べりの雑色ポンプ所まで散歩してきましたが、
そのまま、雑色駅は戻らず次の六郷土手駅まで、いつもと逆で駅を目指して写真散歩を続けます。お供も当然そのままでPENTAX K-70とHD PENTAX DA 16-85mm f3.5-5.6 ED DC WRです。

冬晴れの多摩川べりは実に爽快。散歩の人、自転車の人、ジョギングの人が行き来する、いかにも「多摩川の土手」という絵。桜の季節にはさぞ素敵な光景なんでしょうねえ。

多摩川土手

写真には写らないけど、川べりなのでさすがに風が強く冷たいです。スポーツをやってる少年たち、野球で外野を守ってたりするとちょっと寒さが厳しいかもしれません。ただ、そういう寒い空気の澄んだ季節だからこそ、くっきりと、雪を頂いた富士山を捉えることができました。

多摩川より富士眺望

上の写真で見えている大きな橋は、箱根駅伝の「花の一区」の勝負所として知られる六郷橋。左手のビル群は多摩川を渡った先の神奈川県・川崎のオフィス街区です。六郷橋は、普段は自動車が結構なスピードで飛ばしていくだけの殺風景な橋ですが、そのたもとにはこんな風情ある佇まいの一角もあるんです。

六郷橋

六郷橋の先に、愛好家の間では有名なゴルフ練習場「六郷ゴルフクラブ」が見えてきます。多摩川へ向けて200ヤード以上の距離で打ちっぱなせる豪快な練習場。ごらんのように、広さと引換えに吹きっさらしなので、冬は(そして真夏も)かなり厳しいコンディションですが、ここに集うアスリート系ゴルファーたちは気にしないようで、今日もショットを磨くのに余念がありません。

六郷ゴルフクラブ

ああ、そういえば私は、しばらくゴルフご無沙汰だなあ・・・。

ゴルフ練習場の右手に見える鉄橋が京急の線路橋で、つまり六郷土手駅はもうすぐそこです。
駅前で、川べりを歩いてきて冷えた身体がちょっとほっとする、こんなお店を発見しました。

六郷土手 和菓子店

2階の喫茶も味があるけど、それよりも1階の和菓子屋さん、「お米(もち米)のある方、(お餅への)加工を承ります」と手書きの看板。今時そんなことをやってくれる和菓子屋さんがあるなんて、なんて素敵な街なんだ、東京大田区・六郷土手。

そして本日のゴール。

六郷土手駅

六郷土手駅は京急本線の東京都南端。対面型のホームに普通列車だけが停車する小ぶりな駅です。駅ホームから多摩川鉄橋に向けて走り去る三崎口行きを撮って今日の散歩はおしまい。

六郷土手駅2

奥に小さくJR京浜東北線の線路橋も見えていますね。

さて、ここから先に進めば、いよいよ神奈川県だあ。始めた勢いでここまで来たけど、どこまでいけるかな? 私。

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