秋深し 城南五山(2)

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城南五山のうち、御殿山の公園を後にして(と言ってもその距離、徒歩数分で)八ツ山にやってきました。写真散歩おじさんの私が手にしているのは前回にひきつづきPanasonic DX7mk2にLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmです。

紅葉が始まっているらしいという話を聞きつけてやってきたのですが、こちらの紅葉の加減は遠目にも一発でわかります。

このイチョウ並木は、五反田から品川に向かう八ツ山通りが第一京浜と合流するあたり、三菱グループが部外秘にしている倶楽部「開東閣(旧岩崎家高輪別邸)」の石垣の回りに植えられています。

緑から黄色に至るグラデーションになっていて、実に美しい。

イチョウって、しっかり黄色くなるのを待っているとどんどん落葉してしまって紅葉(黄葉)の盛りを捉えるのが難しいですから、これくらいのタイミングで撮っておくのが賢いかもしれません。

高層ビルを背景に。

しつこいですが、この石垣の奥が旧岩崎家高輪別邸。いちど拝見してみたい(撮ってみたい)ものです。

順光ばかりでもアレなので、逆光の透過光で黄葉を表現してみましょう。
どうせなら思いっきり逆光で太陽を画角に入れたらどうなるか。
こうなりました。なかなか難しいのう(泣)。

以上、城南五山は八ツ山でイチョウを撮るの巻でした。

最後に、五山ではありませんが、帰路の途中で見かけたサクラの木でおまけの一枚。
街中や公園でたくさん見かけるサクラは、代表的な「紅葉する街路樹」のひとつですが、色づいた葉があまり綺麗な状態で撮れることが少ない(すぐに茶枯れたり欠けたりして落葉してしまう)ので、わたし的にはこれはちょっと嬉しいご褒美ショットでした。

さて、記事タイトルで城南五山、と謳いましたから、秋のうちに残る三山にも行かねば。ふふふ。

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