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しばらくさぼっていましたが、また京急沿線に出掛けてみます。
今回は、沿線散歩でまだ到達していない路線のひとつ、京急川崎から小島新田に向かう大師線に乗ってみました。
手持ちの機材は、前回記事のつづきで来ているのでPENTAX KPとDA15mm、FA43mm、FA77mmの”Prime lens 1-4-7″の3本(まだ言ってる)です。
京急川崎駅1階の始発駅ホームから、早速出発です。FA 43mm
大師線は、川崎大師へ参拝客を運ぶ路線として1899年(明治32年)に開業した京急最古の路線だそうです。いわば京急のルーツ路線。京急沿線写真の愛好家(?)を自認する私としても心して乗らねば(笑)。
大きく右にカーブして多摩川に沿ってゆっくり進み、ほどなく港町(みなとちょう)駅に到着。相対式2面2線の真新しい駅舎でした。電車が近づいた時のメロディが「港町十三番地」(美空ひばり)なのは、昔この近くにコロムビアレコードの工場があって駅名も「コロムビア前駅」だった時代があると聞けばなるほど、と。
FA 43mm
この港町駅、特に駅北口・多摩川側は真新しい高層マンションが整然と並ぶ街区として再開発されていて、京急開業の頃とか昭和の時代とかどんな街並みだったのか、ちょっと想像がつかない感じになっています。
DA 15mm
FA43mm
多摩川の姿自体は、昔とそんなに変わっていないのかもしれません。対岸は東京都大田区。
FA77mm
釣り人の姿もちらほら。薄曇りの川原の長閑な週末です。FA77mm
FA43mm 前ボケ不発(苦笑)。
DA15mm 高層マンションの「塊」感がすごいです。重たそうです。
次の駅、鈴木町駅まで多摩川沿いを歩こうとしたらほどなく行き止まりになってしまったので、港町駅の近辺まで戻って駅南口・陸側を歩いてみることにします。湾岸の首都高速・アクアライン方面へと接続する幹線道路の大師道を挟んで、昭和な雰囲気の住宅街が広がっていました。
FA43mm
少し川崎駅方面に歩くと川崎競馬場があったりして、ちょっと雑然とした気配も無くはないのです。開催日は勝負気配のおじさんたちで賑わうのでしょうか。
FA43mm
しかし、住宅街の静かな景色からは、そういうことも想像しにくいなあ。とにかく鈴木町駅めざしてこのまま歩いてみることにします。ということでこのつづきは次回。