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青物横丁駅界隈を歩きました。
青物横丁は京浜急行で品川から3駅め。特急も停車する便利な駅
「京急青物横丁駅」(Photo by scarecrow60)
第一京浜国道に隣接する駅前は、良く言えば活気に溢れ、悪く言えばちょいと雑然とした、人も車も交通量の多い商業地域です。野菜を売る大きな市が立っていたことから付いた地名・駅名だそうですから、賑やかなのは昔から変わらないということでしょうか。
駅から東側(海側)に向けて歩き出すと、まず目に入るのがこの通りの名前です。電柱の表示にご注目。知らないとちょっと驚きます。
「ジュネーブ平和通り」 (Photo by scarecrow60)
なぜ青物横丁にジュネーブが?
ちょっと調べてみたら、どうもこのお寺に関係があるらしいです。
「品川寺 鐘楼」(Photo by scarecrow60)
経緯はわかりませんが、江戸時代にこの地の品川寺の鐘(まさにこの鐘楼のこの鐘)が海外に流出し、大正時代になってジュネーブの美術館で見つかったんだそうです。スイスが返還を快諾してくれてここに戻ってきたわけですが、これが縁で品川区とジュネーブ市は友好都市の関係にあり、都道のこの通りをジュネーブ平和通りと命名したとのこと。ちなみにこのお寺、品川の地名の由来であるという説もあるそうですが読み方は「ほんせんじ」です。
旧東海道沿いの品川寺を過ぎてしばらく行くと、左手の民家の屋根超しに大きな白い建物が見え隠れしてきます。
こちら。
「コナミスポーツクラブ 本店」(Photo by scarecrow60)
あの体操の金メダリスト、内村選手が所属するコナミスポーツクラブの本店がこちらだそうです。彼がこの場所でトレーニングしたかどうかは定かではないですが、なんとなくアスリートにご利益がありそうな気がしなくもない?
実はこの立派なビル、もともとは日産自動車の経営するスポーツ施設だったのを、日産さんが苦しい時代にコナミさんが居抜きで買い取ったもの(いや、買ったかどうかは確かじゃないな。賃借かも)です。実は私もNSP(日産スポーツプラザ)時代に何度か外部利用したことがあります。プールや広い体育館施設も併設されていて、それはそれは立派なところでした。
というわけで、青横界隈編でした。次の駅は鮫洲。