FA Limited のフードとキャップ

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ええ、はい。

2020年のブログの記事に相応しい小ネタではないことは判っているのですが。気分が高揚している今しかこれは記事にできないな、と思うのでアップしておきます。

前回、ようやくPENTAXの銘玉、FA Limited レンズ(43mmと77mm)を入手したヨロコビをご報告したところでした。

レンズ本体がアルミ削り出しでカッコ良いだけでなく、付属の専用金属フードや、レンズキャップも激萌えのカッコよさなのです。グレード感のある金属製キャップの裏には意味の良くわからないラシャ貼り(!)が施してあって、この高級感はなんなんでしょう。そしてこのキャップ、装着方法はフードにかぶせるだけ。

で、多くの庶民派FA Limitedユーザーが辿ったに違いない思考回路を、私も辿りました。
このキャップ、このまま使ったら、絶対に落として失くすな、俺は。

思いつくや否や、速攻でキャップを仕舞い込んで、代用品を用意しました。

77mmレンズは話が早いのです。安価な49mm径プラ製キャップがそのまま内蔵フードの出し入れと干渉せず使えます。問題は43mmレンズの方。ねじ込み式のフードをつけたままだと、レンズにキャップがつけられません。どうするか。

そこで、昔からFA 43mm Limitedユーザーの間で広く知られているこの裏技!

FA 43mm専用のフードを外して、DA 40mm Limitedレンズ用の金属製のフジツボ型フードを取り付けました。サイズがぴったりで違和感なく装着可能で、しかも専用フードとはまたひと味違う、なかなか精悍な面構えになります。保護フィルターを付けない方がよりエッジが効いた感じになるのでしょうが、流石にこのクラスのレンズに保護フィルター無しの度胸は、私には無し。

このフジツボ型フード、APSCセンサーサイズのPENTAX KPで使う分には、画面端のケラレの心配など一切ありません(フルサイズでもOKという話も聞きますが、私は未確認)。

で、この先に、30.5mm径のこんなキャップをちょんとつければ、
FA 43mm Limited 代用フードと代用レンズキャップ運用システムの完成です。専用フードは、キャップと一緒に大事にしまっておくことにしましょう。

というわけで、PENTAXユーザーの間では昔から広く知られているフード流用情報をウン十周回遅れで聞きかじった私が、さっそく乗っかりました、という小ネタ話でした。

いまさらこのネタ?
いえ、私にとっては、やっと今、このネタなのです。代用レンズキャップのさらに代用として、35mmフィルムケースのフタが使えるという続編ネタもあるのですが、それはまた別のお話。

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