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というわけで、横浜中華街から、手っ取り早く港の景色を求めて山下公園にやってきました。
久しぶりに海の写真だあ、と喜ぶべきところですが、なにせ雷雲が刻一刻近づいている暗い曇天で、横浜港はなんとも冴えない靄の中なのでありました。
Lightroomの「かすみの除去」の助けを盛大に借りてやっとこのくらい。
みなとみらい方向のビル群も、重たい雲の下でどんより。
これはいかん、と方針を転換し、海ではなく陸（おか）を撮ることにしました。
幸い、この日は広い花壇がたいへん綺麗に整えられていて、花が撮り放題だったのです。
色も形もとりどり。いっときにこれだけ美しく咲かせた状態で花壇を作るの、並大抵ではない技術と手間が要るのでは、と素人ながら感心いたします。本当にありがたいことです！
花壇の中ではありませんが、こんな見事な百合も咲いていました。
この珍しい花はなんというのでしょう？例によってその名を知らず、申し訳ない。
下ばかり向いていてもいけませんね。山下公園から陸側の景色といえば、せめてこれくらいは撮っておきましょう。
この日はPENTAX KPとHD DA55-300 PLMを主に使い、少しだけHD DA20-40ｍｍ Limitedに付け替えました。とにもかくにも、冴えない海景色を花壇の美しさが救ってくれた山下公園散歩の巻でした。
雨が降り出す直前で、山下公園は猛烈に蒸してました。気温も３０度近くまで上がっていたと思われます。まだ暑さに慣れてない人間の側は少々辛い思いをしましたが、草花にとっては最高のコンディションだったかもしれません。写真を眺めながら、花が元気そうで写真としては良かったなと思い返しました。
