蓼科散歩 (3)イングリッシュガーデンを愉しむ

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前回の蓼科大滝からビーナスラインを少し降って、バラクライングリッシュガーデンにやってきました。PENTAX KPとHD DA16-85mmで写真散歩です。

随分むかし、多分20年以上前に一度遊びに来たことがあります。その頃は写真を撮る趣味は無かったので、どう楽しんだのかちょっと覚えていません。ぼんやりと、天気があまり良くなかったような記憶がありますが、何せ昔のことで・・・。

今回は、お天気の方は上々でした。お洒落なオープンカフェから園内を眺めるの図。

園芸については、ど素人ないしそれ以下の私ですが、昔聞いたところでは、イングランドの造園は、例えばかっちり幾何学的・人工的に作りこむフランスのそれなどとは趣向が違って、自然のままの草木の姿を表すことを良しとするそうです。

自然に見えるようにするには、実はたいそう人の手間をかける必要があるのではないでしょうか、どうなんでしょう?

美しい花園に来ていながら、花の名前をまるで知らない私。

ただただ、ああ綺麗だな、和むなと、ぼんやり歩き回ります。

英国人らしきの庭師の方が熱心に手入れをされています。常連さんと流暢な日本語でお話しされているのが聞こえました。

この日はイベントデーだったらしく、ホールからはラテン音楽の生演奏が聞こえてきたり、夕刻から始まるキャンドルによるライトアップの準備が進められていたりと、盛り上がりをみせる晩夏のガーデンでした。

漏れ聞こえる陽気な音楽に乗って、園内散歩。女神像?にちょっと寄ってみました。

花も綺麗だし音楽も楽しいのですが、私がこのパークで何より楽しめるのは、こういう静かな「イングランドのフットパス」っぽい一角。

ベンチに座ってボーっと眺めるのは至福のひとときです。
至福のためには虫よけは欠かせませんが(笑)。

さて、蓼科高原散歩もそろそろ終盤ですが、最後にちょっとだけ寄り道していきましょう。それまた、次回。

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