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主力のカメラをPENTAX KPにして9か月あまりが過ぎ、この間で新しいレンズも少し増えたので、改めてAF微調整をしてみるか、と週末に半日かけて手持ちのAFレンズの総点検をやってみました。
AF微調整のやり方は、以前の記事にもある通り、以前の記事のこの方法を踏襲しました。
→AF微調整、難しかった
これまではうまくいかないことも多かったけど、多少は道具の扱いにも慣れたので少しは進歩のツメアトを残せるかと・・・。
結果、あきまへん、惨敗。
F値の明るいレンズはなんとかなるんです。それだけは少し進歩しました。十分に寄って撮れば、ピント位置の確認も微調整値を動かしたときの変化もそれなりに掴むことができます。
たとえば、PENTAX DA50mm F1.8ではこの通り。
これで、KPのメニューでAF微調整を+6まで振った状態です。これでほぼOKと思いますが、ここからもう少し+側に振るかどうか、いずれにしてもピントのピークがかなりわかるので、この前後のどこかの値でFIXすることができそうです。
この調子で、PENTAX DA35mm F2.4とSIGMA30mm F1.4はなんとか調整完了しましたが、
開放F値がこれより暗くなるか、焦点距離が短くなるかすると調整は至難の業。たとえばSIGMA 10-20mm F3.5ではこのありさま。
微調整±0でこうなのです。はて、さっぱりわかんないよコレ。
わからないということは、微調整するようなシビアなピントのアヤはこのレンズでは必要ないということでしょうか?
きっとそうだ。そうに決まっている。
というわけで、少数の例外を除いて、AF微調整は私には依然として無理ゲーです。
脱初心者の道は険しい。