DA 20-40mm Limited のレンズキャップ外れ対策

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PENTAX KPにDA20-40mm limitedの組み合わせが実にルックスが良く、スナップ散歩にも便利なので持ち出す機会が多いのですが、金属製の「かぶせる」タイプのレンズキャップが、わりと簡単に抜け落ちるのが悩みの種です。

オールドスタイルでカッコ良いのはいいんですけどねえ。バッグからの出し入れの際に、気前よくスッポスッポと抜けてくれます。いまにも紛失しそうで、付けたくないのですが、キャップ無しというわけにもいきません。

キャップはレンズ本体ではなく、標準装備のごく浅い金属製のフードにかぶせます。このフードの内側に、62mm径の安い樹脂製キャップがピッタリと嵌るという話をネットで聞きかじって、早速そのようにしてみました。

樹脂製はPENTAX純正品でも、サードパーティの同サイズ品でも確かにジャストサイズで嵌まってくれます。しかし、フードの内側に溝が切られていないので、しっかり嵌め込むことができません。キャップに少しでも触ると、いとも簡単に滑って外れてしまいます。

外れ落ちて紛失しやすいということ自体は、これではさほど改善できません。実はすでに樹脂キャップを1つ紛失済み(爆

カッコが良いだけで効いてるんだかどうかわからない(言い過ぎ)この純正フードがいかんのではないか。何とか、これを使わないという手は無いものか。

そこで一計を案じました。といっても、
私のオリジナルアイディアではなく、どこかの掲示板で見かけた他人様の工夫をうろ覚えで真似させていただいているだけです。

1)もともと保護フィルタ付ける派なので、レンズに55mm保護フィルタを装着
2)付属フードは使わず、55mm保護フィルタを付けた先に、55→62mmのステップアップリングを装着
3)ステップアップリングの先端(62mm側)に、62-62mm(オス−メス)の継手リングを装着
※継手リングを探すのに少し苦労しました

1)2)3)で、保護フィルタと2つのリングを重ねてフード代わりにします。見かけでは、純正の浅いフードほぼ同じくらいの内外寸になって、先端部に上述の62mm樹脂製キャップをしっかり嵌め込むメスのネジ溝ができます。

装着した現物外観。

「フードもどき」ですがけっこうそれらしく見えます。

比較対象のため、55mmフィルタ+もとの純正フードを装着。

オリジナルのフードは確かにカッコ良いですが、なんちゃってフードの方も、ルックスを致命的には損なっていないのでは、と。
そして少なくとも、これでキャップの紛失リスクはぐっと減りました。

どこのどなたか忘れてしまいましたが、掲示板のネタ元様、本当にありがとうございます。

ちなみに、レンズの広角端で撮ってもいっさいケラレはありません。フードの効果の方は、もともと純正品でも疑わしいので(笑)、なんとも。

純正付属品の金属製キャップとフードは大事に仕舞っておいて、しばらくこのスタイルで撮ってみることにします。

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