もう少し XR RIKENONの話

旧サイトから記事を転載したため内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
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XR RIKENON 50mm F2 Lは、私が手に入れた初めてのKマウント オールドレンズでした。Kマウントなので、これまでときどき遊んでいたM42マウントのタクマーレンズと比べると、アダプターが要らない分、圧倒的に着脱が楽です。
先日のスマホ写真の使いまわしで失礼!

ただし、同じオールドレンズとはいいながらM42マウントのレンズとは微妙に挙動が異なるので、撮る時に何をどうすればよいのか、初めは若干混乱しました。

#嘘。「初めは」じゃなくて未だに混乱している

タクマー=M42マウントレンズ:いちおう下記は理解しマスターしたつもり。

・PENTAXのKマウントカメラにアダプターを介して取付け
・ピント合わせはMF。PENTAXのカメラではフォーカスアシストが使えて、合焦したらファインダー内で合焦サインが点灯して教えてくれる(信用するかしないかは・・・撮影者の裁量で)
・露出モードはAvモードとMモードの2つが使用可能
・カメラからは一切レンズを制御できないので絞りはレンズの絞り環を回して設定。
・AvモードではSSとISOは自動設定可能。Mモードでは本来それぞれ手動だが、PENTAXなのでハイパーマニュアルが使える
・絞り環を動かして実絞りで測光する(絞るほどファインダー視野が暗くなって、構図チェックもピント合わせも難しくなる)

XR RIKENON=Kマウントレンズ:事情が少し変わります。

・PENTAXのKマウントにそのまま取付け(当たり前か)
・露出モードは事実上Mモード一択。Mモード(またはBモード)以外では、絞り環を動かしても開放絞りに固定
・レンズ側の絞り情報がマウント接点を通じてカメラに伝わることにより、実絞り測光ではなく(ファインダー視野が明るいままの)開放測光ができる。もちろんMモード+ハイパーマニュアルもOK。
・レリーズの瞬間だけ、設定絞り位置まで絞り羽根が動作する。

普段はPENTAX KPでは、オールドレンズの時を含め、Avモードを常用していますが、RIKENONはMモード+ハイパーマニュアルかあ。KPでAEロックが使いやすくなったので、最近はハイパーマニュアルとはご無沙汰しておりました。

操作手順が変わると、ゆっくり考えて声に出して確認しながらでないとカメラに触れない不器用な初級者としては、辛いところです。

ボケ防止にはなるか。

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