六義園 ツツジが花盛り

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令和の時代に入りました。このブログはこれまで通り肩の力を抜いて続けて行こうと思います。もしよろしければ、ひきつづきご来訪いただければ幸いです。

さて、躑躅。漢字で書くとツツジはこういう難しい字なのだそうです。

昨年、思い立って出かけた時には、残念ながら少し盛りを過ぎていたので、今年は逃すまいと気を付けておりました。4月下旬のとある週末、リベンジに行ってまいりました、駒込の六義園。

今回は、PENTAX KPと、DA35mmF2.4、DA50mmF1.8、TAMRON90mmF2.8マクロの3本の単焦点レンズだけ持って出かけた「単焦点しばり」の写真散歩です。

四の五の言わずに、花盛りのツツジをごらんいただきましょう。

藤代峠と名付けられた園内の小山。35メートルの高さがあるとのことですが、斜面を満開のツツジが彩り、さすがにこの日は人影が絶えることがありません。

ちょっと油断するとすぐに色飽和するので、写真にするのがひと苦労です。

1つの株から2色の花。咲き分け、というやつでしょうか。

鮮やかな赤い花にマクロレンズで寄ってみました。

逆にぐっと退いて遠景の藤代峠。花盛りにうらうらとした好天で、心もとろけてしまいそうです。

ツツジをボリュームたっぷりに見せるように意図して造園しているところ以外にも、園内のいたるところにツツジが咲いている印象でした。ここでは、木陰で何気なく咲いている花に射す陽光と影のコントラスト、そして新緑の背景との花の色の対比に魅力を感じました。

何色、と言い難い微妙な色合いの美しいツツジを撮ると、あらためて目に見えている色を写真で再現するのは難しいなあ、と感じます。センサーのRAWデータ記録、カメラや現像ソフトによるデータ解釈と手動でのチューニング、鑑賞するモニターの発色など、要素の複雑な絡み合いの結果、色彩が左右されます。印刷するとなると、これにプリンターやインク、紙質の要素まで加わりますからねえ。

さて、
ほぼツツジだけを撮って2時間くらい六義園内に滞在していましたが、さすがにツツジ以外にもいくつか写真を撮ったので、次回はそれもごらんにいれようと思います。

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