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PENTAX K-70とタクマ―レンズで秋バラを撮りました。場所は東京・北区の旧古河庭園。
今回は望遠レンズ smc Takumar 135mm F2.5 の写真をご紹介。
このレンズ、オールドレンズとはいいながら、物凄く冴えた写りをします。下手くそなりに思い入れが高まる、実に味のある1枚。
中途半端な構図で中途半端な大きさのバラ一輪のヘボ写真ですが、いい感じの後ボケから清々しく花が立ち上がってます。しかも花びらの柔らかさや、秋バラらしい芳香まで感じられて(いや流石に香りは無理か・・・笑)、私には実に魅力的です。
白いバラはあくまで白く、気品高く。
何か、期せずして、このレンズではやたら白い花を撮ってたようです。
バラ園が盛りでしたが、庭園ではバラだけが咲いているというわけではなく、こんな写真も。
タクマ―レンズには「オールドレンズらしい」クセが無く、優等生的に良く写るのであまり面白くない、という評価もあるようですが、私はそれには全く同意できませんね。
デジタル時代のレンズと違う、柔らかさや緩さを許容する「昭和の」絵をきっちり提供してくれて、しかも何の心配もなく安心して使える50年前のレンズ。素晴らしいと思います。タクマ―大好きです。
ということで、今回の”旧古河庭園でオールドレンズを楽しむ”の巻はここまでです。
いつもお読みいただいて、ありがとうございます。