浅草線沿線散歩 押上・東京スカイツリー

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押上駅。東京都営地下鉄浅草線の最北端駅です。といっても、浅草線を北上してくる列車のうち押上が終着になるのは一部に限られ、多くがその先の京成線まで直通運転されるので、この駅にターミナル(終点)感はほとんどありません。数年前までは地味な駅でした。

しかし、2012年に東京スカイツリーが開業し、関連ショッピングモールおよびオフィスビルがこの駅と直結されたことで、様子は随分と変わりました。

東京中から、いや日本中・世界中からの観光客が押上駅に押し寄せてくるようになりました。東京メトロ半蔵門線、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の駅もあるので、浅草線押上駅が担うのはその一部ですが、とにかく乗降客数は劇的に増えました。昨年の1日あたり乗降客数(京成線旅客と合わせて)は21万人を超え、都営線の駅としては新宿に次いで2番目の多さだそうです(驚)。

駅名表示もこう変わりました(笑)。

駅から地上に出て、様子のわからない観光客は(私もそう 笑)キョロキョロしてますが、すぐに「東京ソラマチ」モールの入口を見つけて吸い込まれていきます。

このモール、開業当初からのPRを横目で見つつ、どうせお土産屋街だろ、とタカを括ってた私ですが、初めて来てみて、ショッピングも食事もかなり楽しめる結構な娯楽スポットだとわかりました。今まで食わず嫌いで、ごめんなさい。

何はともあれ、麓から見上げるこの威容に、圧倒されます。今度は魚眼レンズで。

足元を流れているのが、前回歩いてきた北十間川。このあたりは綺麗に護岸されて洒落た遊歩道が整備されています。夜のライトアップ風景もさぞや美しからむ。

川沿いに少し進むと、またイースト東京らしい落ち着いた街並みに変わります。カヌーを楽しむ人などもいて、いとおかし。

で、この写真の西十間橋まで行って、スカイツリーを振り返ってみる。

はい、条件さえ良ければ水鏡で逆さスカイツリーが楽しめる名所として知られています。この日は風で水面が揺れていてコンディションNGでしたが、代わりに通りかかったカヌーを写しこんで、動きのある絵が撮れました。

この写真、上下のスカイツリー全体を画角に収めるためにやむを得ず魚眼を使いましたが、センターにご本尊をもってくれば、それほど歪んだ感じにならずに済むことを学びました。ただ、思いがけずカヌーが来てくれて慌てて撮ったので、ピントが(苦笑)。

どうしてもスカイツリーを見上げた写真ばかり撮ってしまいがちですね。

次は良く晴れた冬の日に来て、上から東都を眺めてみなければ。
ということで、押上駅と東京スカイツリーの巻でした。

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