迷ったときは新宿御苑(2)

どこで写真撮って遊ぶか迷ったらここ、というモットーに従い、また新宿御苑に来ちゃった記事のつづきです。

この公園散歩は、いつもの撮り歩き3点セットレンズ、HD DA20-40mm limited, HD DA15mm limited, HD DA55-300mmに、単焦点2本(FA43mm limitedとSIGMA MACRO50mm)を加えてみました。

前回の記事の数点の写真ですでに2本のズームと50mmマクロは使ってますから、今回は他の2本の写真からいきましょう。

FA43mm

パッと見てなんだかわかりにくいでしょうかね。松の木の根元に生えていたキノコを撮りました。

同じくFA43mmで、池の端の茂みを切り株越しにぼかして1枚。

切り株やキノコに茶色い枯れくずが溜まる地味な写真2点になっちゃいましたね。目を奪う彼岸花や紅葉、可憐なコスモスの色も好きですが、見栄えのしないこういうアースカラーこそ本当の秋の色という感じが、わたしはするのです。

HD DA20-40mmはテレ端40mmだとほんのちょっと描写が緩くなるきらいがあるので、43mmの単焦点を一緒に持つというのは悪くないかも。

この写真はHD DA15mm。

超広角で、空を覆う枝ぶりの拡がりを強調できるかな、と思って撮りました。2組の人影の大きさの違いで遠近が表現できるか、とか小賢しいことも念頭にあったのですが、まだまだ「寄り」が足りてませんね。でもベビーカーの親子に寄っちゃうと主題が変わっちゃうし、そもそもピントが・・・(泣)。

もう1枚HD DA15mm

大温室の中ですね。これも中途半端な失敗作。後景をぼかすんじゃなくてしっかりパンフォーカスにするべき写真だった。

超広角で撮れる写真の幅を広げたいのですが、まだまだ使いこなせる日は遠そうで、じっと手を見る。

気を取り直して、ここから後は大温室内で思う存分活躍してくれたニューフェイスSIGMA MACRO 50mmの写真。

寄れる50mmがこんなに楽しいギアだとは、うれしい発見でした。

寄って背景をぼかして良し、前ボケを入れて中望遠レンズとして使って良し、です。

いままで40mm~55mmの焦点距離に”隙間”があったのですが、この50mmマクロで隙間を補うだけでなく、見過ごしていたシャッターチャンスに積極的にチャレンジできるようになるかもしれません。なかなか良い補強だったかも。

今回の感触では、バッグの容積やその日に許容する全重量の制約次第で、3点セットだけで出掛けるか、50mmマクロを加えるか、さらにFA43mmも念のために持つか、というような通常出動装備の判断になりそうです。

ともあれ、まいどおなじみの新宿御苑でした。現場からは以上です。

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