オールドレンズ散歩 馬車道〜伊勢佐木町

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汽車道から、赤レンガ倉庫を横目に見つつ踵を返して、陸側へ戻ります。馬車道から関内、伊勢佐木町方面へ向かいました。

幕末に港を開いた時に、港と関門をつないで馬車を走らせた道の通称「馬車道」が、本町通から関内駅付近を通る商店街の名として残り、後からできた”みなとみらい線”の駅名にもなっています。

凝ったレンガの舗装やガス灯の演出だけでなく、馬車道には歴史を感じさせる「絵になる建物」がたくさんあります。

ベンチのデザインにもこだわりが感じられます。

お気づきかと思いますが、今回はタクマ―28mmで撮ったRAWデータにLightroomで少し手を加え、ヴィンテージ風に仕上げています。昨年末に京都の写真で試した時よりも、自然に(あざとくなく)見えるよう工夫してみました。

なんともいえないヨコハマの風情を感じる通りです。写し損ねましたが、中華料理屋さんの看板にサンマー麺の文字が躍っています。

ほどなく馬車道を抜けて、JR関内駅と首都高の高架を潜って道なりに進むと、商店街の名前が「伊勢佐木町商店街」に変わりました。地元民でない私はちょっとびっくり。みなとみらいから馬車道・関内・伊勢佐木町って、こんなふうに”地続き”なんだ!。

気が付くと、すっかり伊勢佐木町です。

デパートみたいな大箱の店と小さな路面店、地元のお店とチェーン店、小奇麗な店と小汚い店、いり混じって変化に富んだ商店街です。JRの駅から少し離れて通りが落ち着いてくると、ぐっとローカル色の強いお店が増えます。ヨコハマ風味が強まっていい感じです。

青空に街路樹の緑が映えて、きれいです。

以上、タクマ―28mmでスナップしながらの商店街歩きの巻、でした。

F8まで絞って距離3mにピントを合わせるとパンフォーカス(全画面でピントが合う)になるので、明るい屋外でのスナップシューターとしては結構使える子なのではないでしょうか。古い町並みとかと相性良さそう。

この先も伊勢佐木町商店街は続くのですが、今回はここから右方向に進路を変えて、大岡川端の桜並木を目指しました。

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