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最近お仕事がアジアづいていて、数年ぶりに香港にも出没しています。今回は香港・九龍でのQ10スナップの報告です。
と言っても、「撮る人」としての活動時間が宵の口のわずかな時間に限られるので、なんか新参の観光客っぽい写真ばかりになってしまいました。香港マニアの方、ご容赦ください。
まずは九龍半島といえばこちら、いつ見ても偉そうなペニンシュラホテル。
The Peninsula(Photo by scarecrow60)
この日もたくさんの物見遊山客で溢れかえっていました（私もそのひとりでしたが）。
昨今、香港はいろいろなニュースで政治的な不安定化が報じられていますが、尖沙咀界隈を少しそぞろ歩いた限りでは、以前のままの、明るくて、賑やかで、美味しい香港に変わりは無いように感じました。現地暮らしが長い日本人の方に言わせると、大陸からの流入人口が増えて、いろいろ難しいことが起きているのは事実らしいのですが、街角からはそんな悩ましさはあまり感じられません。
Nathan road(Photo by scarecrow60)
TST(Photo by scarecrow60)
とはいえ少し以前と変わったかな、と私が思ったのは、所狭しと海産乾物を店頭に盛って強烈な匂いを撒き散らしていた漢方の店が様変わり・淘汰されて、軒並みマツモトキヨシみたいな小奇麗なドラッグストアになっていることですね。あと日本人観光客が減っているのか、「ニセモノあるよ」と声をかけてくるおじさんの数が少なくなった。
残念なことがひとつ。大陸からは人だけでなく汚れた大気も流れ込んでくるようです。クリアな空はなかなか望めず、九龍から眺める香港島もずっと煙っている感じでした。
うろうろしていたら茶荘をみつけたので、たまにはお土産を買って帰ろうかなと入店し、中国茶をいろいろ味見させてもらいました。
Chinese tea shop(Photo by scarecrow60)
店員さんの鮮やかな手つきにすっかり見とれてしまいました。凍頂烏龍茶を所望したら、日本人はそれ好きだよね、という手馴れた感じの応対でした。
さて、最後は香港島の夜景。昼間かかっていたガスも少し晴れて、まずまずの夜景日和だったようです。ビューティホー。
Night sight(Photo by scarecrow60)
というわけでPENTAX Q10抱えての香港編でした。
