奈良・浮見堂

今回の旅行では京都から奈良に転戦しました。関西育ちで上京してからも京都には何度となく遊びに来てるくせに、奈良には不思議とこれまで足が向かなかったですね。訪れるのは高校生の時以来だから、数える気もしなくなるほど久しぶりということになります。

京都からJRの快速列車で約45分、奈良駅に到着したのは日が傾いた時間帯でした。ホテルに荷物を置いて出向いたのは奈良公園の一角、浮見堂です。

紅葉の名所と聞いていましたが、池の周りのモミジの色づきは今一つ。盛りを過ぎてしまったものもちらほらで微妙な眺め。いや、運よくここまで来れて、お天気にも恵まれて、これ以上贅沢は言いますまい。

やがてマジックアワーを迎えました。御堂の屋根の美しいシルエット。

手にしているカメラはLUMIX S1IIE。これに京都ではずっと SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 を使ってましたが低照度下ではこの最小F値では厳しい。今回は念のために持参した SIGMA 50mm F2 DG DN が役に立ちました。

慣れない夕景撮りで、撮るのにひと苦労、RAW現像で仕上げるのに(機材の性能が良いお陰で肉眼より何倍も明るく撮れてしまう。こういう時の自動露出の使い方を良くわかってないビギナーぶりを露呈して)もうひと苦労、なかなか思うようになりません。これで空に月でも出ていて水面に映ってたりしたら、ちょっとは絵になったんですが(苦笑)。

御堂の脇からの池の端の眺めもなかなかでしたよ。

人気の浮見堂で観光客の姿は日暮れまで絶えませんでしたが、混雑に閉口するというほどでもなく。気が済むまで撮れて存分に楽しめたのは有難かったです。

と、物事がうまく運んだのはここまで。

この日、奈良公園界隈に押し寄せた人の数はこの街の観光ロジスティクスのキャパシティを遥かに超えたらしく、夕方以降、頼りの市内循環バスもタクシーも渋滞で全く身動きが取れなくなってしまいました。

ピクリとも動かない車のドライバーと視線をあわせないように気を使いながら、しばらくバス停に立ってましたがあきらめました。仕方がない、ここはひとつ2本の足で歩いて帰ろうじゃないか。

というわけで、GoogleMapを頼りに小一時間、すっかり日の落ちた奈良市街をカメラバッグを担いでホテルまで歩く羽目になったのでした。結構辛かった。

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