前日の交通マヒに懲りて、奈良旅行の2日めは東大寺も春日大社もブッチして、ならまちあたりを散歩して過ごすことにしました。何日か足を棒にして歩き回ったおかげでふくらはぎあたりの疲労蓄積も凄かったので、とにかく休み休みゆっくりまったりで行こう、と。
JR奈良駅の駅前広場に建つ、旧国鉄奈良駅舎の味わいのある風貌。
周りでは外国人観光客を当て込んだ露店市が開催中。そして旧駅舎の中はというと、
外装同様に綺麗にリノベーションされて、観光案内所とコーヒーショップになっているのでした。
おそらく奈良の一番賑やかなダウンタウンでしょう、三条通りから餅飯殿(もちいどの)センター街あたりを歩きます。古都らしい工芸品、和菓子や漬物などの老舗、観光客目当ての飲食店に有象無象の土産物店、地元の人が使う生活密着のお店がほどよく混在して飽きません。
珍しい、町家のローソン。
飲食店は全国チェーンのファストフードがあまり見当たらずローカル色溢れる”インディーズ”なお店が多いのがうれしい。奈良だけでなく、京都、大阪、神戸など関西の都市に共通する特徴ですね。東京では稀になった「喫茶店ランチ」が楽しめました。
凄かったのは、餅飯殿センター街の外れにあるこの文房具屋さん。
このお店、映画用のセットではなく、レトロな感じを”狙った”お店でもなく、バリバリ現役の、ペンやノートを売っている素の文具屋さんです。普通にのし袋を買いました。ご店主と思しき年配の女性はとても丁寧かつ親しみやすい接客で、感動しました。
商店街につながる路地にも風情あり。
センター街を抜けた先が「ならまち」。
観光ガイドなどでかなり紹介されていて、素敵な街角やお店の写真がいっぱい見られるので、そうではないタイプの写真を少し載せておきましょう。
リノベーションの途中なのか、半ば廃屋なのか微妙な感じの家の軒先。裸電球がたまりません。
なんといっても、あけびの存在感。
この飾り窓は古い方の万博の時に「ネパール館」から寄贈されたものだそうです。元興寺の建物の一角に使われていて、鉄製かと思って近くでよく見たら精巧な木彫りの窓でした。不思議なフィット感。
この通りを抜けた先が、この日のまったり散歩のゴール、猿沢の池。
興福寺の五重塔が水面に映ることで知られる池ですが、残念ながらここ何年かは大規模な修繕工事で覆いがかかっていて、その壮麗な姿はしばらくおあずけ。
というわけで、今回は奈良市街歩きの巻でした。


