Good Photo, Good Design

タイトルはかなり無理やりてす、すみません。

先日、六本木に立ち寄る機会があって、帰り道に FUJIFILM SQUARE でやってる写真展を覗いてきました。

この日はGFX Challenge Grant Program 2024 の入賞作品の写真展をやってました。公式サイトから引用すると

「創作意欲あふれるクリエイターの制作活動サポートを目的とした助成金プログラムです。受賞対象となった撮影企画への制作活動のサポートとして、「Global Grant Award(大賞)」受賞者の5名に10,000ドル相当の助成金が、「Regional Grant Award(優秀賞)」受賞者の10名に5,000ドル相当の助成金が提供され、さらに、制作に使用する機材として、GFXシステムカメラが無償貸与されます。」

というものだそうです。世界中から2500件以上の応募があった中での入賞作ということで、当然力の入った見応えのあるプロジェクト(企画作品)揃いです。

外からガラス越しに見えているのは安西剛さんのプロジェクトで、環境汚染の厄介な元凶になっているマイクロプラスチックをGFXで撮って超拡大しデータをアーカイブ化する、というものです。問題の深刻さと裏腹にプラスチックの無邪気なカラフルさが不気味で、落ち着かない気分にさせられます。

展示会は撮影可・SNS掲載可という有難いレギュレーションだったのですが、選び抜かれた作品だけあって上記を含めかなり意識高い系のものが多く、ちょっと疲れちゃいました。今回は通りすがりに観るだけということで。

隣のスペースでは、「連続写真に取り憑かれた男 エドワード・マイブリッジ」展をやってました。

マイブリッジさんは、約150年前に世界で初めて走る馬の連続写真の撮影を成功させました。誰にも正確にはわかっていなかった「馬が走る時に四肢はどう動くか」を解明したのをはじめ、人や動物の様々な動きを連続写真で撮り、ありとあらゆる運動の解析をした動画・アニメーションの先駆者であり、歴史において最も偉大な写真家の一人と言われる人だそうです。

12台のカメラを使った大掛かりな撮影の仕組みの解説などとあわせて、貴重な21組の連続写真が展示されています。先日”動画入門”の勉強を始めたわたしにはおおいに刺激になるイベントでした。

記事が長くなって恐縮ですが、もう少しだけ続けます。

場所が東京ミッドタウン六本木なので、引き上げる前に少しだけモールの方に寄り道したら DESIGN LIVE展 というのをやってて、館内に設けられたポップアップスペースにいろんな作家さんのデザイン/アート作品が並んでました。

ちょっと面白いなと思った作品をスナップしてきたので、賑やかしにアップしておきます。

これはですね、ちょっと見えにくいけど「ワイヤーで作った奥の四角形は隅に穴を開けて吊るすとナナメになるのに、その手前に同じように隅に穴を開けて吊るした木の四角形はなぜ直立するの?」「それはね、裏にこういう重りの付け方をして細工をしているからだよ。世の中にはこういう仕掛けがいっぱいあることに気が付いているかな?」という作品です。気が付いていないわたしはすっかり感心してしまいました。

なんの変哲もない長方形の容れ物に徳利が入っている、と思いましたか? 実はこの容れ物、普通の四角形じゃないんですよ。「本当の形がわかった瞬間、あれ!? と自分の認知が歪む感覚が面白いでしょう?」という作品です。はい、面白かったです。

「本当の形」の種明しはこちらのサイトでどうぞ。

SEKISAKA BOX[セキサカボックス]|ボックス・小物入れ|SEKISAKA - graf
伝統的な越前漆器の角物技術を活かしつつ角度を工夫した、現代らしいスマートで多目的なボックス。ふと目に入ったときにその佇まいが他にはないことをハッと気付かされるような美しいプロダクト。生活に合わせて自由にお使いください。

というわけで、写真展とデザイン展で楽しんできました、の巻でした。

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