思いがけず大阪で休日を過ごすことになり、中之島の宿泊先近辺でたまたま見つけた美術館ホッピングに出かけます。
まず向かったのは国立国際美術館。
大きな波のようにも、海を往く船のようにも、あるいはまたその船が張り出した帆のようにも見える、金属パイプとガラスで組まれた大屋根が印象的です。
この屋根の下、地下に掘り下げる形で美術館の建物が広がっています。外は厳しい暑さでしたが館内はひんやりと適温で生き返る心地。
公式のリンクも貼っておきましょう。

収蔵・展示は第二次大戦後の現代美術が中心ということです。この日はラッキーなことに地下1階の常設展が無料で開放されていました。いつもそういうわけではない、よね?
画面奥でマーク・マンダースの「乾いた土の頭部」が目を引いてます。
遠景でも近景でも存在感があります。
この作品、真作だそうですが、作家の意図を反映していない略式の展示になっているという物議を醸しているとか。そういう事情を知らないわたしには、十分な見応えがありましたが。
美術作品の写真を素人が撮るのはとてもとても難しいので、個別の作品をクローズアップする愚はこれ以上犯さないことにしましょう。わたしのスナップで館内の雰囲気だけでも少しはお伝えできているかどうか。
個人的に特に記憶に残った作品を上げるとすれば、マックス・エルンスト「灰色の森」、白髪一雄「白の作品」、オノ・ヨーコ「忘れなさい」といったところです。
無料で鑑賞させていただくのがほんとに申し訳ない有難い常設展でした。現代美術って難しくて良くわからないのですが、わからないなりに観ているとだんだん心に染みてきて「じんわり効く」感じが好きです。
というわけで、国立国際美術館で英気を養ったあと、わたしは隣の中之島美術館へとハシゴしたのでありました。その模様は次回。


