Artworks in Midtown

先日、フジフイルムスクエアを訪ねた時に思いましたが、終わりの見えない厳しい夏の間、東京ミッドタウン六本木は都民にとって格好の”避暑地”になってます。

大勢の人が、単に買い物・単に食事に立ち寄るだけではなく、空調の効いた開放的な広い空間での「滞在」を思い思いに楽しんでいるように見えました。かく言うわたしもそのひとり。写真展を観終わってさっさと帰ってしまうのは勿体ないので、あと1,2時間ここで楽しんでいくにはと思って見つけたのが、このパンフレット。

ミッドタウンのあちこちにパブリックアートとして展示されている現代アート作品の配置案内図と解説。館内探検を兼ねてこれらを撮り歩いて過ごせば、楽しく「滞在」できるに違いありません。

というわけで撮れ高を何点かご紹介します。
写真を並べて観るにはモノクロの方がおさまりが良いようなので、この日持参していたLUMIX GF10に搭載されているフォトスタイルのうち”L Monochrome”を使うことにしました。

意心帰 安田侃

妙夢 安田侃

上の2つあたりは、ミッドタウン六本木の入口に近いので見覚えのある人が多いのではないでしょうか。

NE,Silver,Gold to Platinum 百瀬寿。

後方からの反射が写りこんでしまいましたが、如何ともし難く・・・

記憶の地から 五十嵐威暢

すぐ隣で立ち番されていた警備の方に、お願いして一瞬だけ避けていただいて撮りました。

絵画から離れて[磊] 石山和広

大きい被写体に相応しく巨大な写真作品です。

フラグメントNo.5 フロリアン・クラーク

この作品をはじめ屋外に何点か展示されているのですが、これを最後にその先が無いのは、お察しの通り、庭園に出ようとしたところで暑さに怯んで遠景でアリバイ的に撮ったあと戦線を放棄し、屋内に逃げ帰ってきたためです。いやはや。

掲載した中で一番わたしの琴線に触れたのは、写真作品ということで「磊」かなあ。作者の石山さんの取材記事の情報を自分なりに解釈して、勝手に次のような「見どころ」を想定して鑑賞しました。

この作品はヒマラヤの岩峰を撮った数百点のデジタル写真を組み合わせた高精細写真作品。日本では庭造りにおいてしばしば岩を山の見立てで使うけれども、このような途方もない巨岩峰を「肉眼とは異なる視覚体験」で高精細に観る時、わたしたちはそこに何を見出すか。

わたしのスナップでは十分に作品のオリジナリティが伝わりませんが、是非足を運んで現物を観ていただくことをお勧めしたいです。ちなみにわたしは、岩峰の周りに異次元の超巨人の枯山水を夢想しました。

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